冬から春にかけて旬を迎える「イチゴ(苺)」。
大人から子供まで人気の果実である「イチゴ(苺)」ですが、その花はご存知でしょうか。
「イチゴ(苺)」は、北アメリカや南アメリカが原産であり、バラ科オランダイチゴ属の多年草です。
3月〜4月にかけて、直径3㎝ほどの可愛らしい花を咲かせます。
「イチゴ(苺)」の花は基本的には白色ですが、ピンクや赤色の品種もあります。
今回は「イチゴ(苺)」の花言葉について、詳しく見ていきましょう。
「イチゴ(苺)」の花言葉
「イチゴ(苺)」の花言葉は、基本的には「あなたは私を喜ばせる」という意味が有名です。
甘酸っぱい実だけでなく、可愛らしい花でも楽しませてくれる「イチゴ(苺)」に、イメージがぴったりですね。
また、「幸福な家庭」「尊重と愛情」という意味もあります。
「イチゴ(苺)」の花言葉は、どの意味も温かく愛情にあふれた意味となります。
「あなたは私を喜ばせる」
いつも楽しませてくれるパートナーや友人に感謝の気持ちを伝えたい時は、「イチゴ(苺)」を贈るといいでしょう。
「幸福な家庭」
大切な家族やパートナーに贈るのにおすすめです。
家庭の象徴として、庭に「イチゴ(苺)」を植えて育てるのも素敵です。
「尊重と愛情」
自分の愛情と「大切に想っている」という気持ちを伝えたい時にぴったりです。
「イチゴ(苺)」のケーキなどを一緒に食べるのもいいですね。
「先見の明」
新しいことにチャレンジしようとしている相手に贈るといいでしょう。
「イチゴ(苺)」の花言葉の由来
「尊重と愛情」という花言葉は、ある逸話が由来とされています。
キリスト教ができる以前、アングロサクソンという民族がいました。
アングロサクソン民族は「イチゴ(苺)」を、北欧神話に登場する、愛と結婚と豊穣の女神フリガの果物と考えていたそうです。
女神フリガは、神々の王オーディンの妻で、絶世の美女でした。
鷹の羽衣を身に着けて空を飛び、ネコにひかせた二輪車に乗って地上を走ったと言われています。
そして、幼い子供が亡くなると、いちごで覆い、そっと天国に運んだそうです。
このような、幼い子供に対する女神フリガの想いから付けられた花言葉とされています。
「イチゴ(苺)」の豆知識
普段食べている「イチゴ(苺)」は、実ではなく、花托(かたく)と呼ばれる部分です。
花托とは、花が育つ部分で、茎が厚く変化したものです。
では「イチゴ(苺)」の実はどこなのかというと、つぶつぶとした種の部分です。
まとめ
「イチゴ(苺)」は食べるだけでなく、花や花言葉でも楽しませてくれます。
花言葉をお調べの際はぜひ参考にしてください。