「イチゴノキ(ストロベリーツリー)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「イチゴノキ(ストロベリーツリー)」の花言葉とは? 花言葉

赤い果実が美しい「イチゴノキ(ストロベリーツリー)」は、ツツジ科「イチゴノキ」属の常緑樹です。

見た目がやや似ているだけで、「クサイチゴ」「キイチゴ」とは別種です。

地中海沿岸、アイルランド原産で、日本では主に鑑賞用として栽培されます。

花は直径6mmほどの膨らんだ壺型で、まとまって咲き、花期は11月から12月です。

その後できる表面が粒々した果実は、翌年の9月から11月頃に赤く熟しますが、味はほとんどありません。

今回は、「イチゴノキ」の花言葉について解説します。

「イチゴノキ(ストロベリーツリー)」の花言葉

「後が楽しみ」「あなただけを愛します」「節約」といいます。

いずれも良い意味で、意味が合う相手の贈り物に向きます。

但し、果実を贈る場合、生ではさほどおいしいものでもないので、ジャムや果実酒にするなど工夫が必要です。

「後が楽しみ」

「イチゴノキ」の果実は、実るのがゆっくりで、少しずつ色づく様子から付いた花言葉です。

また、実った後も、生食では物足りず、調理が終わるのを待つ必要がある事も、意味が合います。

楽しみな事は、後にした方が楽しめます。

それ自体で楽しめる上、待つ時間も楽しい気分で過ごせるのです。

期待が大きくなり過ぎて、実際に起きる事が拍子抜けになる事もありますが、楽しさの総量としては確実に得でしょう。

大器晩成が期待できる子供や教え子、後輩などへ向く花言葉です。

一方、何かしてあげた時に添えると、お返しを期待しているようで品がないのでやめましょう。

「あなただけを愛します」

「イチゴノキ」は、学名を「アルブトゥス・ウネド」といいます。

「アルブトゥス」「アルブトゥム(イチゴ)」「ウネド」「ウヌム(1回)」「エド(食べる)」で、「1口に限るイチゴ」というような意味になります。

つまり、1個で十分、おいしくない、という意味です。

これを「(生涯に愛する人は)あなた1人だけ」と良い方向に曲解した花言葉です。

プロポーズに添えるのに向きます。

恋人や配偶者への愛情表現にも良いでしょう。

但し、浮気の前科がある場合、白々しい言葉に聞こえるため、余計な言葉が付かない花を選んだ方が良いでしょう。

「節約」

「イチゴノキ」を育てる人が、1個果実を食べ、それ以上食べない様子を表した花言葉です。

実際には、あまりおいしくないので進まなかっただけですが、端から見ると節約しているように見えます。

節約は大切な事です。

「消費しないと経済が回らない」とはよく言われますが、無理に消費したところで、そのままキャッシュバックされる訳ではありません。

大切なのは、無駄に貯め込まない事です。

「いつか」のためも重要ですが、全てに備える事は出来ません。

ある程度のリスクを呑み込んで、「ここまでやって駄目ならそれは仕方がない」という覚悟は必要です。

節約上手な友人へ贈るのに向きます。

配偶者の場合、節約が必要な状況に対する不満が出て来る可能性があるので、褒めちぎる元気がない時はやめておきましょう。

まとめ

「イチゴノキ」は、花も果実も可愛らしい木です。

花言葉を知れば、果実の楽しみ方にも気づけるでしょう。

植物との距離感を教えてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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