イソギクはキク科キク属に分類される、多年草です。
漢字で「磯菊」と表記される通り、海辺に生える菊です。
古い和名に岩菊、泡菊があります。
日本での栽培の歴史は古く、小ぶりのため菊人形の衣裳として利用される事もあります。
今回はイソギクの花言葉について解説します。
「イソギク」の花言葉
「感謝」「清楚な美しさ」「大切に思う」「静かな喜び」などがあります。
どれも良い意味の言葉なので、大切な人への贈りものなどに向いています。
逆にあまり関係の深くない相手への贈り物としては、少々大袈裟すぎるかも知れません。
「感謝」
素朴な感謝を伝える為に贈られる一輪の花と考えると、イメージに合います。
同じく感謝の花言葉を持つピンクのバラや、赤いポピーなどと合わせれば、一層意味合いが深まります。
ただ、イソギクだけで花束を作ると、お葬式のイメージが出やすいので、相手によっては注意が必要です。
「清楚な美しさ」
キク自体の花言葉は、「高貴」や「高尚」など華やかなものが並びます。
これら大きく立派なキクと比較して、で大人しめながら確かな美しさを持つイソギクには、この花言葉が合います。
意中の人への贈り物にするのも良いですし、かくありたいと願いながら自分の家で育てたり飾ったりするのも良いでしょう。
「大切に思う」
キクの中でも小ぶりで大人しめなイソギクは、大切にしたいという人間の庇護欲を誘います。
良い意味の花言葉でどんな相手にも向きますが、特に恋人や家族など、身近で大事にしたい相手に贈るのに向いています。
勿論、自分自身のために飾るのも良いでしょう。
まずは自分を大事に思わなければ、他人を大事にする事に繋がっていかないものです。
「静かな喜び」
こちらも大輪を咲かせるキクとの比較でイメージしやすい花言葉です。
静かで密やかながら、鮮やかに喜びを表すイメージは、イソギクによく合っています。
こういった小さく静かな喜びをどれだけ感じて来たかが、人生の下支えになり、状況に左右されない強さに繋がるものです。
当たり障りのない言葉ですので、人を選ばずに贈ったり飾ったり出来るでしょう。
まとめ
イソギクの鮮やかな黄色い花はそれだけでも美しいですが、葉の緑と合わせたり他の色の花と合わせたり、楽しめる範囲は広くあります。
更に花言葉を知れば、アレンジの範囲も広がるでしょう。
花とより楽しい時間が過ごせる花言葉を、是非心に留めて下さい。
