オレンジの花が華やかなガンピ(ガンピセンノウ)は、ナデシコ科センノウ属の多年草です。
中国原産で、江戸時代に日本に渡来したと言われています。
5月から6月にかけて花をつけます。
花の姿はナデシコ科に特有の端がギザギザとした5枚の花弁を持ち、色はオレンジです。
鑑賞用の切り花にされる他、薬としての用途もあります。
今回は、ガンピの花言葉について解説します。
「ガンピ」の花言葉
「望みを達成する」「明朗」があります。
どちらも良い意味なので、悪い意味になる事を心配する必要はありません。
「望みを達成する」
その明るく意志の強さを感じさせる花色からイメージできる花言葉です。
何かしら目標目指して、日々努力している友人や同僚、子供などに贈るのに適しています。
予備校などを運営する会社のシンボルにしても、ダイエット商品のデザインに使っても良いでしょう。
スマホの待ち受けにして、目標達成のモチベーションを保つ事も出来ます。
逆のこの花言葉が向いていないのは、達成するべき望みが特にない人や、望みを口にするけれど努力は全く行わない人です。
後押しはしても、全く動いていないものはどうしようもありません。
「明朗」
明るい色合いの花から付いた花言葉です。
明朗会計という言葉があるため、お金を支払う時のイメージを持つ人もいるかも知れませんが、ここでは明るく朗らかという意味と考えるべきでしょう。
いつも明るく笑みを絶やさない友人や同僚に贈るのに向いた花言葉です。
部屋に飾り、笑顔を心がけるのも良いでしょう。
逆にこの花言葉が合わないのは、年中難しい顔をしている人です。
それを直そうと思っている人には向きますが、そうでない場合はただの性格否定になります。
また、病的な理由で明るくなれない人には禁忌です。
強烈な否定として深く傷つける事になります。
「ガンピ」の豆知識
花言葉の文脈で最初に現れるガンピ(岩菲)はガンピセンノウですが、紙の材料として使われる別の種類ガンピもあります。
こちらは漢字で雁皮と書き、ジンチョウゲ科です。
この区別のために、ガンピはガンピセンノウと呼ばれるようになったのです。
まとめ
ガンピの花は可愛らしく、見つければ嬉しい気分になれるでしょう。
花言葉を知れば、より趣深く感じられるかも知れません。
花の魅力を多面的に見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。
