「イキシア」は、秋に球根を植えると5月頃に咲く南アフリカ原産のアヤメ科の花です。
花もちがよく、切り花やアレンジメントに利用できます。
草丈は20~50cmほどで、細長い葉を生やします。
春になると、水仙に似た花が咲きます。
紫色、ピンク色、白色、オレンジ色、赤色、黄色、褐色
の花色があります。
中心が花びらとは違う色になり、花が咲くほど美しさが際立ちます。
今回はイキシアの花言葉について、ご紹介します。
「イキシア」の花言葉
「誇り高い」「秘めた恋」「団結」「協調」「粘り勝ち」「調和の取れた愛」「君を離さない」になります。
「粘り勝ち」、「君を離さない」
イキシアの葉っぱや茎を切ると、ねばねばとした粘液を分泌します。
このことから、粘り強さを感じさせます。
「君を離さない」は、強い愛情が感じられ恋愛にはぴったりです。
「団結」「協調」
イキシアの花の茎がまっすく伸びて花が集まって咲く姿から、協力して団結しているよう見えることから、花言葉が付けられました。
「誇り高い」
美しくすらっと伸びて可憐にたくさん花を咲かせる姿が、気品や誇りを感じさせられます。
潔いようなその花姿から付けられました。
「秘めた恋」「調和のとれた愛」
花が咲くまで目立たない姿ですが、一気に花が咲き豪華絢爛になる姿から秘めたる力を感じられます。
「イキシア」の花言葉の由来
人を惹きつける美しい花から由来しています。
イキシアの花は夜になると閉じて、日を浴びると花を咲かせ昼に開く性質があります。
すらっと伸びた花は気品を漂わせます。
「イキシア」の豆知識
イキシアの学名「ixia」は、ギリシャ語で鳥や昆虫を捕まえる鳥もちという意味です。
イキシアの葉っぱや茎を切ると、ねばねばとした粘液を分泌することが由来です。
和名では、「槍水仙」【ヤリズイセン】と呼ばれます。
槍のように細い葉と茎で、水仙の花に似ていることから付けられまています。
まとめ
切り花にしたり、フラワーアレンジメントでも美しくすらっと高い花で、ボリュームもあり好まれます。
花壇に植えても毎年きれいな花を咲かせます。
花壇の手入れに時間がかからないので育てやすく、園芸の初心者におすすめです。
可憐な花ですが、丈夫で育てる手間がかからないので人気があります。
花言葉を理解しながら育てたり、贈ったりすることで、より一層楽しめるでしょう。