「アンモビウム」は、キク科カイザイク属の一年草です。
オーストラリア原産で、切り花やドライフラワーなどに利用されます。
花は直径4cmほどで、黄色い筒状花の周囲に、白く小さな花弁のような総苞片が多数付きます。
花期は4月から5月です。
今回は、「アンモビウム」の花言葉について解説します。
「アンモビウム」の花言葉
「不変の誓い」「永遠の悲しみ」「固い約束」「飛躍」といいます。
良い意味と悪い意味が混じるため、贈る時は意図を明らかにしましょう。
「不変の誓い」
「アンモビウム」は水分が少なくドライフラワーに向いている事から付いた花言葉です。
変わらぬ愛を誓うプロポーズへ添えるのに向きます。
勿論、変わらない友情でも問題ありません。
ずっと基本料金の変わらない、スマホの料金プランの商品イメージにも使えます。
変わらない事を誓う意味でも、誓いが変わり破られることが無いという意味でも問題ありません。
「永遠の悲しみ」
ドライフラワーになり、そのまま時間が止まってしまい、全てに取り残される悲しみをイメージした花言葉です。
悪い意味の言葉なので、通常、人へ贈るには向きません。
悲しむ人へ同情で贈る場合なら比較的向いているのですが、「永遠」という言葉が付いてしまうため、立ち直るイメージが遠くなってしまいます。
「固い約束」
花弁状の白い苞が、貝殻のように硬そうに見える事から付いた花言葉です。
何かしら約束する時、贈り合うのに向きます。
結婚の約束という意味で、プロポーズにも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、日常的なちょっとした約束の時です。
約束を守るのは大事ですが、大袈裟過ぎます。
「飛躍」
葉の付き方が翼を思わせる事から付いた花言葉です。
開業して、業績がよく伸びている友人へ贈るのに向きます。
何かしら、大きな成功をした人や、相手の成功を願う時、贈るのに向きます。
この花言葉が合わないのは、堅実に物事を進めている人です。
「飛躍という程ではないのに、あまり興味を持たれていないのだな」と思われるでしょう。
「アンモビウム」の豆知識
「アンモビウム」の語源は「アモス(砂)」と「ビオス(命)」が合わさったもので、砂地に生えるという意味で付いたものです。
まとめ
「アンモビウム」は特徴的な花です。
花言葉を知れば、飾った人の思いにも触れられるでしょう。
花を多面的に見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。