「アロエ・カスタネア(オニノテブクロ)」は、ススキノキ科アロエ属の常緑の多肉植物です。
南アフリカ原産で、最大で5m程になる大きな品種です。
花は橙色の筒状で、円錐形または松明状に集まって咲きます。
今回は、「アロエ・カスタネア」の花言葉について解説します。
「アロエ・カスタネア(オニノテブクロ)」の花言葉
「苦痛」「健やか」「屈強」です。
アロエ属全般の花言葉を含み、意味の合う相手への贈り物に向きます。
悪い意味も混じりますが、カードなどで言葉を限定すると誤解がありません。
「苦痛」
多肉質の大きな葉に、ずらりとトゲが生える姿から付いた花言葉です。
痛みや苦しみは、人生を曇らせます。
どんな楽しい事があっても、自分の身体の中に辛さがあると、素直に受け取る事は出来ません。
そんな時は、良いものを見たり、元気付ける言葉をかけられる以上に、理解される事が救いになるものです。
何かしら辛い事があり苦しんでいる人へ贈り、共感と同情を伝えるのに向きます。
大きな事を成し遂げる時、「七難八苦を与えたまえ」といった心持ちで飾ってみるのも良いでしょう。
「健やか」
よく知られる「キダチアロエ」や「アロエ・ベラ」などと比べ、大きく育ち立派になる事から付いた花言葉です。
子供にせよ教え子にせよ、誰かを育てる時、「健やか」な成長を期待します。
時に思った通りに成長せず苛立つ事もありますが、予想の範囲を超えて成長していくのは、育てる醍醐味と言えるでしょう。
生まれた子供のため、植えるのに向きます。
幼稚園や小学校の敷地にも良いでしょう。
「屈強」
別名の「鬼の手袋」から付いた花言葉です。
葉を手袋の指1本ずつに喩えたものです。
指の本数が多すぎるようですが、鬼は細かい事に気を使わないイメージもあります。
鬼は、しばしば大きく荒々しいものに対して付く言葉なので、理解しやすい花言葉と言えます。
何に屈する事もない、強い人に憧れる場面も多いでしょう。
ですが、そんな人も、誰の前でも、いつも「屈強」であるとは限りません。
到底かなわないと諦めず、部分的にでも真似してみる事で、板に付いてくる事もあるでしょう。
「屈強」で頼もしい人へ贈るのに向きます。
まとめ
「アロエ・カスタネア(オニノテブクロ)」は、ススキノキ科アロエ属の常緑の多肉植物です。
花言葉は「苦痛」「健やか」「屈強」です。
言葉にし難い同情の気持ちも伝えてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。