「アリウムコワニー」は、ユリ科アリウム属(ネギ属)の多年草です。
地中海沿岸原産で、鑑賞用として流通しています。
花は白い花弁6枚で、茎の先から放射状に分かれした短い枝先につき、花期は5月から6月です。
今回は、「アリウムコワニー」の花言葉について解説します。
「アリウムコワニー」の花言葉
「円満な人柄」「無限の悲しみ」「正しい主張」「不屈の心」などがあります。
良い意味が多いのですが、悪い意味も含むため、贈る時は意図を明らかにしましょう。
「円満な人柄」
花穂がいわゆる「ねぎ坊主」の球型で、尖ったところがない事から付いた花言葉です。
同じ由来で「優しい」という花言葉もついています。
人当たりよく、滅多に怒る事がない人へ贈るのに向きます。
この花言葉が合いそうで合わないのは、厳しさの中に優しさがある人です。
どちらが良いという事はありませんが、「円満な人柄」は、外面も優しい人を表す言葉です。
「無限の悲しみ」
アリウムに共通する花言葉です。
紫や白は葬礼に使われる色である事と、多数の花を咲かせる事が由来です。
同じ由来で「深い悲しみ」という花言葉も付いています。
普段の場面では良くないだけの言葉ですが、悲しい事があり、落ち込む人へ贈り同情を伝える場合には合います。
「正しい主張」
真っ直ぐ伸びる花茎を、正しく真っ直ぐな主張に喩えた花言葉です。
何に偏る事もなく、物怖じせず、真っ直ぐ正論を言える人へ贈るのに向きます。
政党機関誌のデザインにも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、物事の正しさよりも実現性を重視し、グレーな主張が多い人です。
そういう人は、真っ向から自分を否定されたように感じてしまい、受け容れるにしても多少歪めた形になるでしょう。
「不屈の心」
真っ直ぐで、折れ曲がる事もなさそうな姿から付いた花言葉です。
同じ由来で「くじけない心」という花言葉も付いています。
辛い事があっても、難しい問題にも、諦める事なく取り組み、やり遂げられる人へ贈るのに向きます。
コーティングが頑丈で、剥がれた後も構造で焦げ付きを軽減し、永く使えるフライパンの商品イメージにも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、何かがあるとすぐ心が折れて、諦めてしまう人です。
成功体験を積ませるところから始める必要があり、余裕がないときは付き合い切れないでしょう。
まとめ
「アリウムコワニー」はユニークな姿の花です。
花言葉を知れば、更に興味深く鑑賞できるでしょう。
花との距離を近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。