「アラマンダ・ビオラケア(ムラサキアリアケカズラ)」は、キョウチクトウ科アリアケカズラ属の蔓性の常緑樹です。
ブラジル原産で、日当たりの良い、肥えた土壌を好みます。
花は紫色の漏斗型で、花期は7月から9月です。
今回は、「アラマンダ・ビオラケア」の花言葉について解説します。
「アラマンダ・ビオラケア(ムラサキアリアケカズラ)」の花言葉
「恋に落ちる前」「隠された美」「気品」「優雅」です。
良い意味の言葉で、贈り物に向きます。
恋愛感情のない相手に対しては、カードなどで伝える言葉を限定すると誤解がありません。
「恋に落ちる前」
「アリアケ(有明)」とは、単に夜明けを表す事もありますが、特に月があるのに夜が明ける、陰暦16日以降の明け方を指します。
うっすら残る月を、まだ自覚も薄い恋心に喩えた花言葉です。
恋は突然訪れる場合もありますが、じわじわ染まっていくものもあります。
迷った時にはかなり気持ちが出来上がっているものです。
意中の人へ、それとなく気持ちを伝えるのに向きそうですが、相手が迷うので、他の花と合わせて気持ちを補うと良いでしょう。
「隠された美」
朝の陽に隠れるように空に残る、有明の月から連想された花言葉です。
「夜目遠目傘の内」といいますが、隠される事で美しさが増す場合があります。
見えないものを、脳は理想の姿で補完するため、美しく感じられるのは当然と言えます。
実際に良く知り合った後、期待外れになる可能性もありますが、美を感じ感動した気持ちは本物です。
目立たないけれど美しい人へ贈るのに向きます。
「気品」
高貴な色とされる紫を、花色や名前に持つ事から付いた花言葉です。
和名の「ムラサキアリアケカズラ」だけでなく、「ビオラケア」も「すみれ色の」という意味になります。
気品が感じられ、雰囲気の良い人へ好意を伝えるメッセージになります。
「優雅」
花色には「気品」がありつつ、花径8cmにもなる、美しさのアピールに遠慮がない花の姿から付いた花言葉です。
「優雅」な人は、惹きつけられるような魅力があるものです。
外見だけの美しさではなく、堂々とした振る舞いも重要な要素になります。
「優雅」で好ましい人へ贈るのに向きます。
まとめ
「アラマンダ・ビオラケア(ムラサキアリアケカズラ)」は、キョウチクトウ科アリアケカズラ属の蔓性の常緑樹です。
花言葉は、「恋に落ちる前」「隠された美」「気品」「優雅」です。
一言では表現し難い感情も伝えてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。