「アメリカホドイモ」は、マメ科ホドイモ属の蔓性の多年草です。
アメリカ原産で、塊茎(芋)はネイティブアメリカンのスタミナ源となっており、日本へは明治期に渡来しました。
日本には、在来の「ホドイモ」がありましたが、現在、主に栽培されているのは「アメリカホドイモ」です。
花は蝶型で、外が緑白色、内側が紅紫色で、花期は6月から8月です。
今回は、「アメリカホドイモ」の花言葉について解説します。
「アメリカホドイモ」の花言葉
「幸せが飛んでくる」「恩恵」です。
良い意味の言葉が揃い、贈り物に向きます。
花だけでなく、芋を食材や料理として贈っても良いでしょう。
「幸せが飛んでくる」
蝶のような姿の花と、栄養のある芋を付ける性質から付いた花言葉です。
幸せは掴み取るものという考え方がありますが、運は付いて回るものです。
どんな努力も、病気や事故で無駄になる場合もあります。
自分の成功には、何割か運が混じっていると考えれば、自分と同じ事が出来ない人を無闇に見下す事もありません。
結婚や大きな成功をした人などへ贈り、祝う気持ちを伝えるのに向く花言葉です。
自分に幸せが訪れるよう、願いをかけて食べても合います。
「恩恵」
栄養価の高い芋を、数多くもたらしてくれる事から付いた花言葉です。
人は独りで生きられないと言いますが、山にでもこもれば、世俗と全く関係を断って生きる事は出来ます。
ですが、自然の「恩恵」を享受せずには、一呼吸の間も生きる事は出来ないのです。
様々な恩や恵みを与えてくれた、関係の良い親や、師匠などへ贈り、感謝を伝えるのに向きます。
自分の子供に注ぐ気持ちとして、食卓に並べるのも良いでしょう。
「アメリカホドイモ」の豆知識
「ホドイモ」とは「塊芋」と書きます。
根茎が小さな芋状に膨らみ、複数出来る様子から付いたものです。
英名では「ポテトビーン」「インディアンポテト」、日本では「ホド」「アピオス」とも呼ばれます。
加熱すると甘味があるホクホクした食感になり、栗と芋を合わせたような味になります。
カルシウムや鉄分など栄養価が高く、かつてのネイティブアメリカンにとって重要な食糧でした。
他に、漢方薬としても利用されています。
まとめ
「アメリカホドイモ」は、マメ科ホドイモ属の蔓性の多年草です。
ネイティブアメリカンが重視した芋で、花言葉は「幸せが飛んでくる」「恩恵」です。
歴史への興味も広げてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。