「アメリカシャガ(ネオマリカ・ノーシアナ)」は、アヤメ科アメリカシャガ属の多年草です。
ブラジル原産で、日当たりが良く、水はけの良い肥えた土壌を好みます。
花は外側に白い花弁、内側に黄色と紫の縞模様の花弁が付き、色数は「シャガ(著莪)」と似ています。
花期は、4月から6月です。
今回は「アメリカシャガ」の花言葉について解説します。
「アメリカシャガ(ネオマリカ・ノーシアナ)」の花言葉」
「反抗」「わたしを見て」「親戚が多い」です。
少々意味深な言葉が混じりますが、他の花と合わせたり、カードで説明を足すなど、工夫次第で良い意味として贈る事も出来ます。
「反抗」
「シャガ」にも見られる花言葉で、剣をイメージさせる尖った真っ直ぐな葉を、「反抗」の戦いに喩えています。
闇雲な「反抗」は危ういだけですが、あらゆる事に従順でいるなら、搾取され続ける事になります。
物事、真っ直ぐに進み続けるだけでは、加速し過ぎ、いずれは崖下に落下しかねません。
そんな時、方向転換のため、ポイント切り替えやハンドル操作は必要です。
その時はスピードが落ち、時に耳障りなブレーキ音が鳴り響いても、結果として良いルートに移動出来る事もあるのです。
主流に真っ向から刃向かうような芸術作品を作り上げる人へ贈るのに向きます。
「アメリカシャガ」を眺め、当たり前と思っている自分の日々を、見つめ直すのも良いでしょう。
「わたしを見て」
日陰を好む「シャガ」には「私を認めて」という花言葉が付きますが、「アメリカシャガ」は日向を好み、花期も長い花です。
控えめな要求というより、世界の注目を集めていた、往年のハリウッド映画のようなイメージを表す花言葉です。
人間は社会性を持つ生き物です。
誰かに認められない事は、社会の一員として価値がない事に繋がります。
SNSが発達したのも、この「わたしを見て」という本能を上手く拾い上げたから、と言えるでしょう。
恋人の注意を惹きたい時贈るのに向く他、発表会などの会場ディスプレイにも合います。
「親戚が多い」
「アメリカシャガ」は、地下にランナーを伸ばし繁殖する性質があります。
上下ではなく水平方向に身内を増やす様子は、兄弟姉妹のそれであり、それが各々育っていくのですから、親戚と言えるでしょう。
親戚が多いと、冠婚葬祭面倒事が増えますが、関係性が良ければ色々協力して物事に取り組めます。
結婚式や、一族が集まる食事会などのディスプレイに良いでしょう。
まとめ
「アメリカシャガ(ネオマリカ・ノーシアナ)」は、アヤメ科アメリカシャガ属の多年草です。
花言葉は、「反抗」「わたしを見て」「親戚が多い」です。
意味深な言葉も混じりますが、他の花と合わせるなどの工夫で誤解を防げます。
様々な人との関係性も円滑にしてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。