「アメリカアサガラ」は、エゴノキ科ヘイルジア属の落葉樹です。
アメリカ原産で、日本へは明治時代に渡来しました。
花は釣り鐘型で、花色は白です。
今回は、「アメリカアサガラ」の花言葉について解説します。
「アメリカアサガラ」の花言葉
「清楚」「壮大」「意外性」です。
同科の「エゴノキ」の花言葉を含みます。
良い意味の言葉が揃い、意味が合う相手への贈り物に向きます。
「清楚」
白い釣り鐘型の花が、清らかさと俯いた楚々とした振る舞いをイメージさせる事からついた花言葉です。
一昔前の価値観のようですが「清楚」は、物腰や振る舞いに表れるもので、必ずしも内面を限定するものではありません。
所作の清らかさは人に好意を抱かせ、控えめな様子は大抵の人間関係に必要です。
必要な時に必要な主張が出来るなら、むしろギャップが良い印象を与えるでしょう。
「清楚」に見える人へ贈り、好意を伝えるのに向きます。
自分の目指すものとして、庭木に選ぶのも良いでしょう。
「壮大」
樹高10m程になる、立派な姿から付いた花言葉です。
数十メートル級の樹木から見ると、殊更に言及するような高さではありませんが、庭や公園に植えられる中では大きい方でしょう。
体格の大きいスポーツマンなどを褒めて贈るのに向きます。
体格に限らず、発想や人格などが大きく、尊敬出来る人にも良いでしょう。
子供が生まれた時、大きく世界に羽ばたく人になって欲しいという期待を込めて植えても合います。
「意外性」
立派な「アメリカアサガラ」ですが、幹が脆く、折れたり割れたりしやすい性質があります。
これを「麻殻」という、麻の茎の皮を剥いだ素材に喩えて、「アサガラ」の名前が付いています。
麻殻は、お盆の送り火などで燃やされるもので、当然木材より遥かに軟らかい素材です。
「意外性」は、立派そうで脆いというギャップを表しています。
人間、何かしら内面に「意外性」があるものです。
「意外性」がなければ、人の関係は素直で素朴ですが、退屈なものになったでしょう。
何かしら好ましい「意外性」のある人へ贈り、相手への理解を伝えるのに向きます。
自分のために飾るのも良いですが、狙って「意外性」を持とうとしても、あまり意外だとは思われません。
自分の事はよく理解しましょう。
まとめ
花言葉は、「清楚」「壮大」「意外性」です。
意味が合う相手には、良い褒め言葉として伝わってくれるでしょう。
人との関係を円滑にしてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。