「アマミクサアジサイ」は、アジサイ科クサアジサイ属の多年草です。
日本固有種で、南西諸島の奄美大島と西表島だけに見られ、渓流沿いの岩場や湿った崖に生育します。
花は同科の「アジサイ」と雰囲気が違い、円錐形に枝分かれした茎に、直径5mmほどの白から淡紅色の花が咲き、装飾花はありません。
花期は9月から10月です。
今回は、「アマミクサアジサイ」の花言葉について解説します。
「アマミクサアジサイ」の花言葉
「移り気」「家族団欒」「熱心」です。
方向性の違う花言葉が混じりますが、カードなどで伝える言葉を限定すると誤解がありません。
「移り気」
アジサイ科にしばしば付く花言葉で、土壌によって色が変わる性質を表します。
恋愛で気持ちが変わり、他の人を好きになってしまう事を意味します。
恋人には誤解を与えるため、避けた方が良い花言葉です。
意味を広めに取って、興味の対象を必要に応じて切り替えられる、フットワークの軽い人とすると、良い意味として伝えられるでしょう。
「家族団欒」
枝分かれした先に多数の花を付ける様子から付いた花言葉です。
「アジサイ」のように単に花が寄り集まっているだけではなく、枝分かれした先なので、一族が集まっているイメージにもなります。
お茶の間で一緒の時間を過ごせる家族は大切なものです。
家族を持てなければ機会がありませんし、持っていても生活時間帯が合わなかったり、仲が冷え切っているなら、実現しません。
食卓に飾り、「家族団欒」の機会に感謝や喜びを表すのに向きます。
結婚記念に植えたり、結婚した友人へ贈るのも良いでしょう。
「熱心」
「アマミクサアジサイ」は、南西諸島を原産とする花です。
灼熱の南国の太陽をイメージしたのが、この花言葉です。
物事に「熱心」に取り組む事は、成功率を高め、満足度も上げます。
一方、「熱心」に取り組みながら、結果が伴わなかった場合、失望感は大きくなるでしょう。
人はこれを防ぐため、結果があまり期待出来ない時、冷めた態度で向き合う場合があります。
こうすれば失敗したダメージは減るように感じられますし、燃え尽き症候群を防ぐかも知れません。
ですが「熱心」さは、ある程度慣れていないと出せないものです。
冷笑家戦略も程々にしないと、性格に根付いてしまいますので、気を付けましょう。
「熱心」に頑張る人へ贈り、その態度を褒め、応援するのに向く花言葉です。
自分の心がけとして飾っても合います。
まとめ
「アマミクサアジサイ」は、アジサイ科クサアジサイ属の多年草です。
花言葉は、「移り気」「家族団欒」「熱心」です。
方向性の違う言葉が混じりますが、カードを添える事で誤解は防げます。
相手に応じて様々に使い分けられる、花言葉を是非参考にして下さい。