「アマナラン」は、ラン科シラン属の多年草で、「シラン(紫蘭)」より小ぶりの品種です。
中国、台湾原産で、高地に生育します。
花は白からピンクで、真ん中の「唇弁」の一部が黄色く、桃紫色の斑点が付きます。
花期は4月から6月です。
今回は「アマナラン」の花言葉について解説します。
「アマナラン」の花言葉
「あなたを忘れない」「甘い語らい」「可憐な姿」です。
シラン属に共通する花言葉を含みます。
良い意味の言葉が揃い、特に恋人へ贈るのに向きます。
それ以外の相手に対しては、カードなどで伝える言葉や意図をはっきりさせると誤解がありません。
「あなたを忘れない」
「シラン」と共通する花言葉です。
冬に地上部分が枯れますが、春には再び芽吹く性質から付いた花言葉です。
枯れた地上部分を、記憶そのものに喩えられる他、それを見ている人の気持ちとしても合います。
卒業や就職、結婚などライフイベントで離ればなれになる友人などへ贈るのに向きます。
一方、喧嘩別れする相手に送り、恨み辛みを伝えようとしても、邪険に扱われるだけです。
勿体ないのでやめましょう。
そういう相手には、文字だけのメールで十分です。
「甘い語らい」
「シラン」の花言葉は「楽しい語らい」ですが、「アマナラン」は「アマナ(甘菜)」のイメージが加わった花言葉になります。
「語らい」は、横を向く花が、語らっているように見える事が由来になっています。
恋人との語らいは、甘く心地よいものです。
甘さばかりで舌が麻痺してきたら、お茶がおいしく感じられる筈です。
渋みも深みもある、現実的な将来の話などもたまにしてみると良いでしょう。
恋人と過ごす時、自宅へ飾るのに向きます。
「可憐な姿」
「シラン」と比べて小ぶりで可愛らしい姿から付いた花言葉です。
可憐さはファッションやメイクでも演出出来ますが、やはり小ささの効果は侮れません。
「可憐」は、単に好ましいというだけではなく、守ってあげたい、という気持ちが伴うため、力強く頼もしいものとは合わなくなるのは当然と言えます。
可憐な印象のある恋人や、子供へ愛情を伝える贈り物に良いでしょう。
自分の目標として飾るのも良いですが、素質は見極めましょう。
まとめ
「あなたを忘れない」「甘い語らい」「可憐な姿」です。
良い意味の言葉で、恋人への贈り物に向きます。
恋の行く末に影響を与える事もある、花言葉を是非参考にして下さい。
