「アマゾンオリーブ」はフトモモ科シジギウム属の南アジア、オーストラリアといった熱帯から亜熱帯にかけて生息する植物です。
オリーブと名前につきますが、オリーブ油で有名なオリーブはモクセイ科オリーブ属の植物であり、「アマゾンオリーブ」とは異なります。
3月から4月にたんぽぽの綿毛のように見える花を咲かせる特徴があり、近年では観葉植物として楽しまれています。
今回は「アマゾンオリーブ」の花言葉について解説していきます。
「アマゾンオリーブ」の花言葉
「アマゾンオリーブ」がオリーブの仲間ではないにもかかわらずオリーブの名前を冠しているのはなぜでしょうか。
それは「アマゾンオリーブ」が熱帯地方に生息するオリーブに似た実をつける植物であることがこの名前がつけられた由来です。
実際の木の見た目はオリーブよりも同じフトモモ科の植物であるユーカリに似ており、別名ムラサキフトモモと呼ばれることもあります。
「アマゾンオリーブ」がつける果実は種子が大きいため可食部はわずかですが食べることができます。
果肉、種子それぞれに強い薬用成分が含まれており、胃腸の治療、血糖値を下げるといった目的で用いられることもあります。
原産国であるオーストラリアやタイでは薬用植物、食用植物として知られているほか、布を紫色に染めることができる染料の一つとしても知られています。
そんな「アマゾンオリーブ」の花言葉は「幸福」、「うれしい便り」、「深い関係」です。
これらの由来について説明します。
「アマゾンオリーブ」の花言葉「幸福」
「アマゾンオリーブ」の見た目の特徴に木の幹が白色をしているということがあります。
その繊細な見た目の美しさから近年観葉植物として人気が出てきたのですが、この木の見た目と、たわわに実る果実の様子が「幸福」を象徴するということでこの花言葉がつけられました。
「アマゾンオリーブ」の花言葉「うれしい便り」「深い関係」
「アマゾンオリーブ」は耐陰性と耐寒性を備えた大変逞しく、そして成長が早い植物です。
室内で育てる際にはこまめに枝葉を剪定する必要があるほどどんどん背が高くなる「アマゾンオリーブ」ですが、剪定しても切った少し下の部分から新芽が続々と出てきます。
また根の成長も早く、鉢で育てる場合は2年に一度大きな鉢への植え替えが勧められるほどです。
これらの生育の様子から「うれしい便り」、「深い関係」の花言葉がつけられたようです。
「アマゾンオリーブ」の豆知識
日本においてまだ流通量が少ないため希少とされる「アマゾンオリーブ」ですが、大きさ管理さえできれば初心者でも育てやすい植物です。
風水で「アマゾンオリーブ」は社交運や仕事運をつかさどるとされているので、開店祝い、新築祝いにも適しています。
まとめ
「アマゾンオリーブ」は元気な見た目と幸せなイメージを持つ花言葉を持った植物です。
贈答の際の参考になさってください。