アポイアズマギクという花をご存知でしょうか。
アポイアズマギクは北海道のアポイ岳が原産地で、キク科ムカシヨモギ属に分類される多年生草本の花です。
今回はアポイアズマギクの花言葉について、詳しく見ていきましょう。
「アポイアズマギク」の花言葉
アポイアズマギクの花には、以下で説明するような複数の花言葉があります。
「また会う日まで」
「また会う日まで」です。
「またいつか再会したい」と思っている旧友や昔好きだった人はいませんか。
アポイアズマギクはそういった「また会う日までと思って別れた相手」ともう一度再会したい時に、観賞するのに打ってつけの花です。
素敵な思い出が残っている友達や元恋人などのことを思いながら、眺めて見るのも良いかもしれません。
「しばしの別れ」
「しばしの別れ」です。
転勤・転校・人生の大きな選択などで、しばらく親しい人と会えなくなる。
何らかの事情があって別れることになった友人知人や恋人などがいる場合は、アポイアズマギクを観賞すると良いでしょう。
「しばしの別れ」は悲しみの感情も呼び起こしますが、「いつかまた会える楽しみ・希望」にもつながっています。
アポイアズマギクを観賞した後に別れた相手とは、また気持ちの良い再会を果たせそうです。
「アポイアズマギク」の花言葉の由来
アポイアズマギクは北海道アポイ岳に固有のアズマギクであるため、その花言葉も「アズマギクの持つ花言葉」に由来しています。
アポイアズマギクは特に北海道の山岳地帯に咲くことが多い絶滅が危惧される野草であるため、滅多に見ることができず花を摘み取ることもできません。
そのため、「また会う日まで」や「しばしの別れ」といった花言葉がつけられたのです。
「アポイアズマギク」の豆知識
アポイアズマギクは漢字で書くと、「アポイ東菊」になります。
北海道のアポイ岳に咲くアズマギクの意味です。
アポイアズマギクの学名は「Erigeron thunbergii var. angustifolius」で、「Eri(早い)+geron(老人)」を含意しています。
老人のような灰白色の軟毛で茎・葉が覆われていて、早い時期に開花することに由来します。
また小種名の「thunbergii」は、スウェーデンの植物学者チュンベリーから来ています。
まとめ
アポイアズマギクは6~8月の暑い夏の季節に、真ん中が黄色で花びらが白色のマーガレットのような花を咲かせてくれます。
アポイアズマギクを大事な人と一緒に観賞したい人やアポイアズマギクの豆知識を調べたい時には、ぜひこの記事で花言葉の意味・由来や豆知識をチェックしてみてください。