「アベマキ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「アベマキ」の花言葉とは? 花言葉

アベマキはブナ科コナラ属の落葉樹で、日本では関東地方より西側の九州まで分布しています。

海外では中国、台湾、朝鮮半島などに多く自生しています。

樹皮はコルク層が発達しているためコルククヌギ、ワタクヌギとも呼ばれます。

ここでは、アベマキの花言葉について詳しく見ていきましょう。

「アベマキ」の花言葉

「母なる木」「永遠の愛」「もてなし」「勇敢」などがあります。

アベマキはクヌギと近縁であり交雑も可能な事から、しばしば混同され、花言葉もクヌギに準じます。

またアベマキの花言葉は、木だけではなく、実であるドングリにも付いています。

「アベマキ」の花言葉(部分別)

アベマキの花言葉について詳しく見ていきましょう。

アベマキの木の花言葉

「母なる木」があります。

夏に虫たちがコナラ属の木の樹液に集まる姿が、子を育てる母の姿と重ねられた事が由来です。

また、薪や炭など木材の利用価値の高さも、人を助け育ててくれるものとしてのイメージに繋がったのでしょう。

アベマキの実の花言葉

「永遠の愛」「もてなし」「勇敢」があります。

秋になるとドングリは、踏み場もない程に地面に落ちます。

街中ではあまり気付きませんが、山の中のドングリはリスやイノシシなど多くの動物にとって、冬に向けた大事な栄養源となります。

毎年繰り返されるその光景から、人は尽きる事のない永遠の愛を感じ取ったのです。

「もてなし」は、動物のエサになる事に加え、リスやキツツキなどの小動物の住処にもなる事のイメージです。

動物たちにとってドングリの木は、温かい寝床と食事が手に入る、高級ホテルのようなものなのです。

「勇敢」は風雪に耐えるコナラ属の木立の姿や、ドングリの殻の硬さとイメージが合致します。

「アベマキ」の豆知識

ドングリはハンドメイドの材料として、アクセサリーや飾りなどに利用出来ますが、ゾウムシなどに卵が産み付けられていて、虫が出て来てしまう事があります。

卵を産み付けられたドングリを、見分ける事は困難ですので、まとめて下処理しましょう。

煮沸や冷凍する方法がありますが、色艶が落ちてしまう欠点があります。

そんな時塩を使いましょう。

3%程の食塩水を作り、ドングリを一晩漬けて、1週間ほど陰干しして風を通せば完了です。

まとめ

コナラ属の木々は、都市部でも公園などで見かける事が出来る馴染深いものです。

けれど、風景に溶け込んでしまって、それが何の木があるか案外意識しないものです。

植物は四季折々に姿を変えます。

見飽きた景色に色を足してくれる、花言葉を心に留めてみてはいかがでしょうか。

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