「アネモネ・ホルテンシス(ホシザキイチリンソウ)」は、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草です。
地中海原産で、日当たりの良い林に生育します。
「ホルテンシス」は、「庭園の」という意味です。
花弁(萼片)は10枚以上あり、花色はピンク色、花期は4月から5月です。
今回は、「アネモネ・ホルテンシス」の花言葉について解説します。
「アネモネ・ホルテンシス(ホシザキイチリンソウ)」の花言葉
「追憶」「久遠の美」「星の輝き」です。
イチリンソウ属に共通する花言葉を含みます。
良い意味の言葉が揃い、意味が合う相手への贈り物に向きます。
「追憶」
流通名の「ホシザキイチリンソウ(星咲き一輪草)」からイメージされた花言葉です。
「イチリンソウ」は、短い花弁(萼片)5枚程度の素朴な花ですが、「アネモネ・ホルテンシス」の花弁は多く、星が連想されます。
夜空に見える星は、過去の姿です。
太陽系の惑星以外では、最も近い星でも4. 3年前の姿です。
「追憶」という花言葉は、そんな、過去の姿が並ぶアルバムのような星空と良く合います。
思い出を共有する友人へ贈るのに向きます。
長年連れ添った配偶者にも良いでしょう。
逆に、共通の記憶がない、初対面の挨拶などには向きません。
「これから思い出を作っていきたい」という意味なら合いますが、多少強引です。
「久遠の美」
こちらも遠い空の向こうで美しく輝く星のイメージです。
また、この花が昔から美しく、ヨーロッパで古くから愛されてきた事も、意味が合います。
若さによる一瞬の美しさというよりも、永遠を感じさせるような、深い美しさのある人へ贈るのに向きます。
人類の遺産となる美術品を収蔵する、美術館の敷地に植えるのも良いでしょう。
「星の輝き」
そのまま「星咲き」の星のイメージで付いた花言葉です。
魅力のタイプは様々ですが、芸能のスターの輝くような魅力は、人目を惹き多くの人に伝わります。
届いた光は、単にスターへの好意で終わらず、それぞれのファンを元気付け、周囲の人も照らすのです。
輝かしく魅力的な人へ贈り、好意や期待を伝えるのに向く花言葉です。
そのまま、星が好きな人にも良いでしょう。
まとめ
「アネモネ・ホルテンシス(ホシザキイチリンソウ)」
「アネモネ・ホルテンシス(ホシザキイチリンソウ)」は、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草です。
花言葉は、「追憶」「久遠の美」「星の輝き」です。
時間や美のイメージから、美術館に植えるのも良いでしょう。
文化と密接に関わってきた、花言葉を是非参考にして下さい。