ずんぐりした幹が特徴的な「アデニウム(砂漠のバラ)」はキョウチクトウ科「アデニウム」属の常緑樹です。
アフリカ並びにアラビア半島原産で、温帯地域で栽培されています。
花は花弁5枚の一重や八重咲きで、花色は白から紫、黄色、縁取りのような複色もあります。
花期は4月から9月です。
今回は、「アデニウム(砂漠のバラ)」の花言葉について解説します。
「アデニウム(砂漠のバラ)」の花言葉
「魔性の美」「一目惚れ」「純粋な心」といいます。
どれも良い言葉で、意味が合う人への贈り物に向きます。
「魔性の美」
目の覚めるような、色鮮やかで美しい花から付いた花言葉です。
一方、ずんぐりして軟体動物が動いている最中のような姿の幹も、人を惹きつけずにはいられない、ある種魔法的な美しさを持っています。
人を引き寄せ抗えなくするような美しい人へ贈るのに向く花言葉です。
パッと見た感じはそれほど美しくはないのに、その言動からいつの間にか夢中になっている、深い魅力のある人にも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、一目で分かる美しさで、特に裏がない人です。
魔性には陰になる部分が必要です。
「一目惚れ」
空の青と乾いた砂色ばかりの砂漠に、突如現れる鮮やかな花を見た時の印象から付いた花言葉です。
そのまま一目惚れした相手への告白に添えて贈るのに向きます。
一目惚れした商品を即決で買うのが醍醐味の、骨董市のディスプレイにも良いでしょう。
同級生より一歩抽んでて目立ち、一目惚れされるというコンセプトのコスメのブランドイメージにも使えます。
この花言葉が合わないのは、SNSで出会い、顔を見る前に付き合い始めた恋人です。
「誰かと間違っている」と不審がられるだけです。
「純粋な心」
砂漠の過酷な環境で綺麗に咲く性質を、目的の為ならどんな逆境の中でも一心に取り組む純粋な人に喩えた花言葉です。
一方、決して美しいとは言えない幹と、そこに美しく咲く花の姿から、見た目は怖くても心は純粋な人のイメージでも合います。
一度決めた事に真っ直ぐ進んでいく、純粋な人へ贈るのに向く花言葉です。
教えた事をそのまま素直に吸収する人にも良いでしょう。
この花言葉を贈るのに合わないのは、時に狡い事も厭わない、世慣れた人です。
贈ったとしても「自分の事を見ていない」と思われるだけです。
まとめ
「アデニウム」は花にも幹にも特徴のある植物です。
花言葉を知れば、より魅力的に感じられるでしょう。
花との距離を近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。
