アカマツ(赤松)という花をご存知でしょうか。
アカマツは、松の代表的な種類でマツ科の常緑針葉樹です。
別名はメマツ(雌松)といい、北海道南部から九州に分布しています。
樹皮が赤褐色に見えるためアカマツと呼ばれ、葉は針状で、長さは7~12センチほど。
あまり目立ちませんが、4~5月に花が咲きます。
今回は、アカマツの花言葉について詳しく見ていきましょう。
「アカマツ(赤松)」の花言葉
アカマツの花言葉は、細くて柔らかな葉と、赤褐色の幹が女性らしいしなやかさを連想させることから、「気高さ、気品」という花言葉がつけられました。
また、松と同様に、樹齢が長いことから「不老長寿」という意味もあります。
マツの花言葉(種類別)
アカマツの基本的な花言葉を理解できたところで、他の松の種類の花言葉を見ていきましょう。
クロマツ(黒松)の花言葉
「不老長寿や不死」という花言葉を持つクロマツ。
長太い枝が力強く広がることから「男松」ともよばれています。
その生命力の強さから、「神が降りる木」としてあがめられていたそうです。
ゴヨウマツ(五葉松)の花言葉
長さ2~6cmの松葉が5本で一房になっていることからその名がついたゴヨウマツ。
松の花言葉と同様に、「不老長寿」、「永遠の若さ」という意味があります。
また、「ゴヨウマツ」という語呂から、「御用を待つ」、「仕事を待つ」、「良い仕事が舞い込む」という願いを込めて、縁起物として用いられます。
エゾマツ(蝦夷松)の花言葉
エゾマツはお正月の門松に使われている松で、北海道の木にも指定されている植物です。
花言葉は、「永遠の若さ」「不老長寿」に加えて、「向上心」「勇敢」という意味があります。
長寿やお祝いごとの象徴とされてきました。
ダイオウショウ(大王松)の花言葉
マツ属の中でもっとも長い葉を持つことからその名がついた、ダイオウショウ(大王松)。
花言葉は「縁起が大変良い」。
独特の存在感から、正月の花やアレンジメントで重宝されている植物です。
まとめ
古くから私たち日本人と共に生きてきた松。
「松竹梅」に表現されるように、最上級の木で、おめでたい木とされてきました。
お正月の門松から盆栽、さまざまな用途で使われてきた松は、日本人の精神そのものを表している植物です。
今回は、そんな日本の文化を作り上げてきた松の花言葉を紹介しました。
ぜひ参考にしてみてください。