「アカバナマユハケオモト」は、ヒガンバナ科マユハケオモト属の多年草です。
南アフリカ原産で、日本へは明治期に渡来しています。
「マユハケオモト」の赤花品種で、雄しべや雌しべが繁り、眉毛を整える刷毛のように見える事から「赤花眉刷毛万年青」です。
花期は9月です。
今回は、「アカバナマユハケオモト」の花言葉について解説します。
「アカバナマユハケオモト」の花言葉
「個性的」「純粋」「清い心」「富裕」です。
いずれも良い意味で、贈り物に向きます。
相手に合う言葉を選んで伝えると良いでしょう。
但し、相手の内面を表す言葉なので、相手を知らない初対面の挨拶には向きません。
「個性的」
刷毛を思わせる独特な姿から付いた花言葉です。
「個性的」である事が良いか悪いかと言えば、その個性の内容次第です。
個性なら何でも認められるべきというのは、人間の社会性と競合します。
ある程度、自分の個性を曲げる必要もあるのです。
一方、社会の側としては、最大限個性を認める姿勢が必要です。
双方がそれぐらいが丁度良い状態と言えます。
せめぎ合いがないと、すぐにどちらか極端に流れ、安定しないものです。
「個性的」な相手に贈り、尊重する気持ちを伝えたり、良い個性を褒める時に向く花言葉です。
「純粋」
眉刷毛のイメージから付いた花言葉です。
パウダーを落として綺麗にした状態を表します。
意中の人の事を真っ直ぐ想い、化粧する時の気持ちとしても意味が合います。
化粧して自分を装う事が「純粋」であるか、と迷うかも知れません。
相手に好かれたいという素直な気持ちによる努力ですから、「純粋」と言って差し支えないでしょう。
「清い心」
こちらも刷毛で掃き清めるイメージです。
心の清らかさというのは、突き詰めると赤ん坊のメンタルになってしまいます。
大切なのは、清さそのものではなく、清さを求める心です。
これを、完璧に清くなった、と、手を休めてしまうと結局汚れないように、汚れた人を過度に追いやるような振る舞いになってしまいます。
多少の汚れが付く事は気にせず、常に美しくリフレッシュしようと心がける事が重要です。
「富裕」
小花がたっぷり集まった様子を、多数の金品に喩えた花言葉です。
赤い花色も、財宝のイメージに合います。
裕福である事は重要です。
貧窮していると、目の前の事にしか注意が向かず、自分を生かすためにしか動けません。
一方、大きな財産を持ちながら、更に稼ぎたいと激務を続ける人もいます。
こういう人が裕福かといえば、常に飢えているのですから、豊かにはなっていません。
ここまで稼げば良いというラインを満たせば、それは「富裕」と言えるのです。
自宅に飾り、自分が豊かであるか、どこに豊かさがあるのか、妙にゴールが動いていないか、意識するのも良いでしょう。
まとめ
「アカバナマユハケオモト」は、ヒガンバナ科マユハケオモト属の多年草で、「マユハケオモト」の赤花品種です。
花言葉は「個性的」「純粋」「清い心」「富裕」で、良い言葉が揃います。
初対面向きではありませんが、親しい人へ贈ったり、自分を見つめ直すのには向きます。
自分の心も整理出来る、花言葉を是非参考にして下さい。