アカショウマという特徴的な色合いの根を持つ花をご存知でしょうか。
アカショウマの原生地は東北地方以南の日本で、ユキノシタ科チダケサシ属に分類される多年生植物です。
今回はアカショウマの花言葉について、詳しく見ていきましょう。
「アカショウマ」の花言葉
アカショウマには、以下のような花言葉がつけられています。
「恋の訪れ」
「恋の訪れ」です。
アカショウマは「これから恋愛のロマンスやときめきを楽しみたいという人」にぴったりの花であり、自生するアカショウマの葉っぱや花を眺めているだけでも恋愛のチャンスが巡ってきやすくなります。
「恋の訪れを待ち望んでいる人」は、ぜひ白色のアカショウマの花を探しに山林に出かけてみてください。
「さわやか」
「さわやか」です。
晩春から梅雨にかけてアカショウマの真っ白な小花を見ていると、「さわやかな気分」に浸って嫌な気分を忘れることができそうです。
毎日の生活や仕事でストレスを溜め込んで「鬱々とした気分」になりがちなときこそ、「さわやかな日常+軽やかな気分」を取り戻すために、アカショウマの花を観賞してみてください。
「アカショウマ」の花言葉の由来
アカショウマの「恋の訪れ」という花言葉は、「やや無骨な印象の葉っぱから花茎を伸ばしていって、春の終わり頃にかわいらしい白い花をたくさん咲かせること」に由来しています。
「恋愛がなかなか思い通りにいかない恋の潜伏期間・休養期間」が間もなく終わりを告げることを、教えてくれているのです。
「さわやか」という花言葉も、春から夏に向かおうとする暖かい季節に「ケガレを感じさせない清潔感のある白い花」を咲かせることに由来しています。
「アカショウマ」の豆知識
アカショウマという植物の名前の由来は、「広い範囲にわたって伸びていく地下茎の表皮の色が赤色・赤黄色であること」にあります。
アカショウマの学名である「Astilbe thunbergii」の「Astilbe」には、ギリシア語で「光沢がない」の意味があります。
インドにあるアカショウマの原種となった植物の品種の葉っぱには光沢がなかったようです。
「thunbergii」というのは、スウェーデンの高名な植物学者ツンベルクに捧げられた献名になっています。
まとめ
アカショウマは5~6月の暖かくなってくる晩春・梅雨の季節に、小さな白色の花をたくさん咲かせて存在感を強めます。
アカショウマについて詳しく知りたい人やアカショウマを山林で観賞してみたい人は、ぜひこの記事で花言葉の意味や豆知識をチェックしてみてください。