アオノクマタケランという花をご存知でしょうか。
アオノクマタケランの生息地は沖縄県含む南西諸島・九州地方・紀伊半島・伊豆諸島などで、ショウガ科ハナミョウガ属に分類される常緑多年草です。
今回はアオノクマタケランの花言葉について、詳しく見ていきましょう。
「アオノクマタケラン」の花言葉
「アオノクマタケラン」という花には、現時点では花言葉はつけられていません。
日本の温暖な地方や台湾などに生息している花なので、「温暖な気候」や「白色に紅色の斑が入った花の見た目」にちなんだ花言葉がつけられるのかもしれません。
またショウガ科の植物であるアオノクマタケランには「胃腸炎などに効く漢方薬の生薬としての用途」もあるため、そういった「健康改善・漢方薬の効能」などに由来する花言葉がつけられる可能性もあるでしょう。
一般的なランの花言葉としてよく知られているものには、「美しい淑女」や「優雅」などがあります。
「アオノクマタケラン」の花言葉の由来
アオノクマタケランには固有の花言葉はつけられていないため、花言葉の由来というものはありません。
アオノクマタケランは「先端が三つに分かれた個性的な白色の花(紅色の斑のある花)」や「秋に熟してくる赤色の果実」といった特徴があるので、そういった特徴に由来する花言葉が改めてつけられる可能性もあるでしょう。
「海に近い山林・山野」などで生息していることが多いアオノクマタケランの生態も、花言葉に関連してきそうです。
「アオノクマタケラン」の豆知識
アオノクマタケランは、英名を「hardy wild ginger(丈夫な野生のショウガ)」といいます。
中国名もつけられていて、「光葉山姜・山月桃」といった中国での呼ばれ方もあります。
アオノクマタケランは古くから漢方薬の生薬の材料にもされていて、「セスキテルペン」という成分が胃腸を健康にしたり胃痛を和らげたりします。
元々はハナミョウガの種子が芳香性健胃薬として使用されていましたが、アオノクマタケランもハナミョウガの代用品として使われるようになったのです。
種子以外の根・茎にもセスキテルペンが含まれていて、胃腸薬の漢方薬(生薬)になります。
まとめ
アオノクマタケランは6~8月(沖縄県・西表島含む南西諸島では4~6月)の暑い夏の季節に、白くて紅色の斑が入った可憐な花を咲かせてくれます。
アオノクマタケランについて詳しく調べたい人やアオノクマタケランを山野で観賞してみたい人は、ぜひこの記事で花言葉の有無や豆知識をチェックしてみてください。