「お姫様」という花言葉の花は、おとぎ話の「お姫様」のように可愛らしく、美徳のある人へ、好意を伝える贈り物になります。
それほど可愛くなくても、自分の子供なら問題ありません。
毎日続けると調子に乗ってしまいますが、誕生日など「その日は主役」という場合に限れば、メリハリも付いて良いでしょう。
「お姫様」の花言葉を持つ花
「お姫様」という花言葉を持つ花はありません。
「お姫様」と似た意味の花言葉を持つ花
「お姫様」に似た意味の花言葉を持つ花は、複数見られます。
「白いツバキ」
ツバキ科ツバキ属の常緑樹です。
花は一重のカップ型または八重咲きで、雄しべが筒型に合着しています。
その美しさと、白がイメージする混じりけの無さから「申し分のない愛らしさ」「冷ややかな美しさ」「誇り」「崇拝」という、「お姫様」とイメージの近い花言葉が揃います。
他の花言葉も「可憐」「素晴らしい魅力」「理想的な愛情」など、全体的に近い意味です。
「カンノンチク(観音竹)」
ヤシ科カンノンチク属の常緑樹です。
花は白からピンクで、糸状の花穂が複数付きます。
主に「タケ(竹)」の葉に喩えられる細長い葉を楽しむ観葉植物です。
江戸時代に琉球王国を経由して日本に持ち込まれました。
琉球王国の「観音山」を山号に持つ寺院で栽培されていた事が、名前の由来とされます。
観音、つまり観世音菩薩はしばしば女性型で描かれます。
これに、すらりとした葉のイメージを合わせて付いたのが「スマートの淑女」という花言葉です。
「お姫様」は、成り上がりの貴族とは根本的に違い、生まれついての淑女なので、無理が無くスマートに振る舞えるため、意味が近い花言葉と言えるでしょう。
他の花言葉は「日々平安」で、こちらも日々の暮らしのためにあくせくしない「お姫様」らしい花言葉です。
「プリンセスミチコ」
バラ科バラ属の園芸品種です。
1966年にイギリスで作出された品種で、現上皇后美智子様が皇太子妃だった時代に捧げられたオレンジ色の「バラ」です。
文字通り「プリンセス(お姫様)」を名に持つ花で、花言葉は「無邪気」「魅惑」「絆」「信頼」と、「お姫様」のイメージと合う言葉が揃います。
一方、「恋愛の達人」という、出会いのエピソードを思わせる、活発さを感じさせる花言葉も付いています。
これ以外にも「高貴」「可憐」「愛され上手」など、「お姫様」を思わせる花言葉を持つ花は多数あるため、相手に合わせた花が見つかるでしょう。
まとめ
「お姫様」という花言葉を持つ花はありません。
似た意味の花言葉を持つ花は「ツバキ」「カンノンチク」「プリンセスミチコ」他多数です。
毎日では甘やかし過ぎですが、誕生日などの記念日に限れば、良い贈り物になるでしょう。