「天国」の花言葉を持つ花とは?似た花言葉を持つ花まで徹底解説

「天国」の花言葉を持つ花とは? 逆引き

「天国」とは、宗教によってイメージや入国条件が分かれるものですが、神がいる幸せが約束された場所で、人間は死後に特定条件で行ける、というのが一般的です。

そこでどのような幸せがあるかは、地獄ほど具体的ではなく、「ともかく何か幸せ」という程度の場合が多く、ふんわりしています。

「天国」という花言葉の花は、「天国」にいるかのように安らかで幸せな気持ちになれる場や、商品のイメージに使えます。

「天国」で再会しても嬉しいような、相手好みの花なら、一層説得力が増すでしょう。

「天国」の花言葉を持つ花

「天国」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。

「オオデマリ(大手毬)」

スイカズラ科ガマズミ属の落葉樹です。

白または淡いピンクの花(装飾花)が多数ひしめくように咲き、直径10cm程の毬のような花穂になります。

「アジサイ」とよく似ていますが、より球に近い形です。

白い花が咲き乱れる姿を、清浄な白い花で溢れる地に喩えて付いたのが「天国」という花言葉です。

名詞ですが実在しないものなので、比喩として解釈されやすいでしょう。

人に贈れば「一緒にいる事が心地よい」、家に飾れば「心地よい場所にしたい」という風に伝わります。

他の花言葉は「私は誓います」「約束を守って」「華やかな恋」「優雅なたしなみ」で、プロポーズのイメージが強いラインナップです。

「天国」と似た意味の花言葉を持つ花

「天国」に似た意味の花言葉を持つ花は、多数見られます。

「ヨウラクユリ(瓔珞百合)」

ユリ科バイモ属の多年草です。

学名の「フリチラリア」で呼ばれる事もあります。

茎の先にベル型の花を放射状に付け、いずれも下向きに咲きます。

この形が、仏像の天蓋の飾りである「瓔珞」をイメージさせる事から、「瓔珞百合」の名前がつきました。

仏像の頭の上にある事から「天上の愛」という花言葉が付きます。

「天上」は天高い場所を指し、低温低気圧の上空でも愛が溢れているなら、それはもう「天国」を表していると言って良いでしょう。

他の花言葉は「王の威厳」「人を喜ばせる」「才能」「型にはまった愛」で、寝心地の良い高級羽毛布団などの商品イメージによく合います。

「アーモンド」

バラ科サクラ属の落葉樹、またはその果実から取られたナッツです。

春に葉に先がけて、「サクラ」に似た花弁5枚の白からピンクの花を、「モモ」のように枝近くで咲かせます。

その後、「ウメ」に似た果実を付けますが、果肉は薄く食用に向かず、種子の殻を除いた胚乳の部分が食用や油原料として利用されます。

古くから人に愛された植物で『旧約聖書』でも言及され、神の恵みのイメージで付いたのが「永久の優しさ」「永遠の優しさ」という花言葉です。

「人の一生は重荷を背負うて遠き道を行くが如し」というのは、「徳川家康」の言葉の一部ですが、重荷の辛さがなく優しさが与えられ続けるのは「天国」だけでしょう。

他の花言葉は「希望」「真心の愛」「愚かさ」「無分別」と、良い意味と悪い意味が混じります。

贈る時は、どの意味かカードなどで意図をはっきりさせましょう。

他に、「永久の幸福」「フクジュソウ(福寿草)」「平安」「タチアオイ(立葵)」など、「天国」が連想出来る花は様々です。

まとめ

「天国」という花言葉を持つ花は「オオデマリ」です。

似た意味の花言葉を持つ花として「ヨウラクユリ」「アーモンド」「フクジュソウ」「タチアオイ」他、様々です。

「天国」で見ても嬉しいような花が選べれば、より説得力が増すでしょう。

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