「あどけない」は無邪気でかわいらしい様子を指す言葉です。
また子供らしい、幼いといったニュアンスを含んでいます。
大人に残る幼稚さを指す時などネガティブに使えないこともありませんが、一般的にはポジティブな意味で使われるので、この花言葉はギフトに使うこともできるでしょう。
特にお子さんに贈るギフトによく合います。
あるいは猫やハムスターなど気ままで愛くるしいペットにも良いでしょう。
「あどけない」の花言葉を持つ花
「あどけない」を表現するのに使えそうな花のうち、比較的知名度の高いものや入手性の良いものをご紹介します。
「白いフリージア」
フリージアはスイセンに似た雰囲気があるカラフルな花です。
アヤメ科フリージア属に分類される多年草で、アサギスイセン、ショウブスイセンとも呼ばれます。
なおスイセンはヒガンバナ科スイセン属なので、フリージアはスイセンの仲間というわけではありません。
それはさておき、フリージアは3〜5月になると白、赤、オレンジ、黄色、ピンク、紫色などの花を咲かせます。
温暖な気候を好む花で、常春の島とも呼ばれる東京都八丈島では特産品・観光資源としても扱われているそうです。
また切り花としては丈夫で香り高い白花や黄花のものが多く出回ります。
そして「あどけない」という花言葉を持つのはこのうち白花のものです。
甘い香りを放つ白いフリージアはピュアで明るいお子様には特にぴったり。
なおフリージア全般の花言葉は「友情」「感謝」「親愛の情」などです。
「あどけない」と似た花言葉を持つ花
幼いというニュアンスで使うなら「幼さ」という花言葉を持つウマノアシガタや「幼い子」という花言葉を持つハナタデなどが良いでしょう。
愛らしいというニュアンスで使うなら「愛らしい」という花言葉を持つ白いツバキや白いヒヤシンス、ピュアであるというニュアンスで使うなら「純粋」という花言葉を持つユリやスズラン、オーニソガラムなどが良いです。
またサクランボには「幼い心」、モッコウバラには「幼い頃の幸せな時間」という花言葉があります。
まとめ
「あどけない」という花言葉を持つ花は白いフリージアです。
甘い香りがする春の花で、スイセンに似た雰囲気を持っています。
また「あどけない」と似た花言葉を持つ花はウマノアシガタ、ハナタデ、白いヒヤシンス、白いツバキ、ユリ、スズラン、オーニソガラムなどです。
場合によってはサクランボやモッコウバラも似たように使えるでしょう。