「枯れた白いバラ(薔薇)」は、バラ科バラ属の白いバラのドライフラワーです。
単に放置して枯らした場合も、言葉としては同じですが、色も形も見栄えのしない状態になってしまい、使いどころがなくなるでしょう。
ドライフラワーを自作する時、色を綺麗に残す為には、短時間で乾燥させる必要があります。
乾燥剤(シリカゲル)に埋める方法が早いのですが、潰れて形が崩れるのが欠点です。
形を綺麗に残したい場合、吊して干す「ハンギング法」が向いていますが、乾燥時間は数倍かかります。
目的に合わせて使い分けるのが良いでしょう。
綺麗に加工したバラに花言葉を添えれば、心のこもった良い贈り物になります。
今回は、「枯れた白いバラ(薔薇)」の花言葉について解説します。
「枯れた白いバラ(薔薇)」の花言葉
「相思相愛」「永久」「生涯を誓う」といいます。
良い意味の花言葉が揃いますが、意味は非常に狭いので、相手はよく選んで贈りましょう。
「相思相愛」
これは、「白いバラ」の花言葉です。
バラには「愛」という花言葉が共通して付きますが、白のまっさらなイメージから、何も邪魔するもののない真っ直ぐな相思相愛な関係を表しています。
恋人へ贈るのに向きます。
相思相愛になりたいという気持ちをこめ、恋の告白に添えるのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、そもそも愛情を感じていない相手です。
誤解を与えるような事は避けましょう。
「永久」
こちらは、「枯れた花」つまり、ドライフラワーの花言葉です。
ドライフラワーは物理的なダメージや湿気がなければ、大変長い時間姿を保ちます。
古代エジプトの棺の中から、ドライフラワー化したお供えの花が出て来た事もあった程です。
この話は「ツタンカーメン王の棺から、王女が作ったヤグルマギクの花束が出て来た」という作り話がありますが、花自体は実際に見つかっています。
永久に関係を続けたい、友人などへ贈るのに向く花言葉です。
一方、入院中の人へのお見舞いとしては向きません。
入院が永久に続くという、悪い意味になってしまいます。
「生涯を誓う」
これが「枯れた白いバラ(薔薇)」固有の花言葉です。
「相思相愛」を「永久」に続けると組み合わさり「生涯を誓う」、つまり結婚の申込の意味になります。
そのまま、プロポーズに添えて贈るのに向く花言葉です。
尚、勇気が出ずにプロポーズしそこねた時、次に使い回すのはやめましょう。
次があると思うと、勇気は永遠に出ません。
まとめ
「枯れた白いバラ(薔薇)」は、言葉の印象より遥かに美しいものです。
花言葉を知れば、更に好ましく感じられるでしょう。
花を鮮やかに見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。