「嬉しい」という花言葉の花は、喜ばしい気持ちを相手に伝えるメッセージになります。
人を喜ばせる事は、自分が嬉しくもなるものです。
気持ちをよく表す花を選べば、相手も嬉しい気持ちになり、嬉しさはより膨らんでいくでしょう。
「嬉しい」の花言葉を持つ花
「嬉しい」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。
「ハナショウブ(花菖蒲)」
アヤメ科アヤメ属の花で、花色は白から紫、青、黄色と多彩です。
英語では、アヤメ属は「アイリス」に分類されます。
「アイリス」は古代ギリシャ神話の伝令の女神「イリス」から付いた名である事から、「嬉しい」を含む「嬉しい知らせ」という花言葉があるのです。
他に「優しい心」「忍耐」「信頼」という花言葉があるため、良い結果を知り、嬉しい気持ちになりたいという期待をかける花言葉になります。
資格試験や受験に挑む友人へ贈り応援したり、良い結果が出た後のお祝いなどに向く花です。
「5本のバラ」
バラには本数ごとに花言葉が付きますが、「5本のバラ」には「あなたに出会えて本当に嬉しい」という、「嬉しい」を含む花言葉が付いています。
このバラが「青いバラ」なら「奇跡」や「夢かなう」という、以前から会いたかった初対面の人に贈る意味になり、「ピンクのバラ」だと、「かわいい人」「愛を持つ」で、デートのプレゼントになります。
「嬉しい」と似た意味の花言葉を持つ花
「嬉しい」に似た意味の花言葉を持つ花は、多数見られます。
「サイネリア(シネラリア)」
キク科ペリカリス属で、花をドーム状に密に咲かせます。
花色は白から紫、青、黄色、茶色、複色です。
明るい花の様子から、「嬉しい」気持ちの表れである「喜び」という花言葉が付きます。
他の花言葉は「純粋」「元気」「華やかな恋」など、明るいイメージの言葉が揃い、お祝いの場面に良いでしょう。
「元気付けたい」という気持ちでも、お見舞には不向きとされます。
「シネラリア」が「死ね」に通じるというだけなので、双方で理解しているなら本来は問題ありません。
ただ、そういう時に限って、関係の薄い他の見舞客が「あなたのために教えてあげる」と嬉しそうに意気込んで来るものです。
他に「喜び」が付く花に「カタバミ(方喰)」「ジャスミン(茉莉花)」などがあります。
より賑やかに嬉しさを表す「歓喜」だと、「ミヤマカタバミ(深山方喰)」「ネムノキ(合歓木)」「サフラン」「カラジウム」などがあります。
他に「カスミソウ」「ベニジウム」の花言葉に「切なる喜び」、「サラサドウダン(更紗灯台)」に「喜びあふれ」など多彩です。
「クレマチス」
キンポウゲ科センニチソウ属(クレマチス属)の花で、花色は白から赤、黄、青、茶、黒です。
西洋に「クレマチス」を旅館の前に植えるという習慣がある事から「旅人の喜び」という、宿に辿り着けた旅行者の嬉しさを表す花言葉が付きます。
旅する人を迎えたい、人の行き交う場に向く花です。
他に「精神の美」「策略」という花言葉がありますが、旅には警戒も大事でしょう。
まとめ
「嬉しい」という花言葉を持つ花は「ハナショウブ」「5本のバラ」です。
似た意味の花言葉を持つ植物は、「サイネリア」「カタバミ」「ジャスミン」「ミヤマカタバミ」「ネムノキ」「サフラン」「カラジウム」「カスミソウ」「ベニジウム」「サラサドウダン」「クレマチス」など、多彩です。
場合や相手に合わせて花を選べば、嬉しさはより大きく具体的に伝わるでしょう。