「ヒイラギソウ」は、シソ科キランソウ属の多年草です。
日本固有種で、本州に分布し、山地の半日陰の斜面などに生育します。
花は青紫の唇型で、花期は4月から6月です。
今回は、「ヒイラギソウ」の花言葉について解説します。
「ヒイラギソウ」の花言葉
「陰のある美しさ」「あなたを待っています」があります。
同属の「キランソウ」の花言葉と一部重複します。
比較的良い花言葉ですが、意味が狭いため、相手を選びます。
「陰のある美しさ」
「ヒイラギソウ」の花の美しさと、どこか物憂げな俯き気味な姿から付いた花言葉です。
山の中の日陰を好む事や、絶滅危惧種で数を減らしている事などからもイメージ出来ます。
物静かで美しい友人や恋人へ贈るのに向く花言葉です。
裏設定が重いキャラクタを演じた俳優へのファンレターにも合います。
意味を広めにとって、丁寧にデザインされた日傘の商品イメージにも使えます。
スマホの待ち受けにして、厚みのある美しさを身に付けるよう努力するのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、「陰」と「美しさ」、どちらかしかない人です。
「あなたを待っています」
キランソウと重複する花言葉です。
花の形を正面から見ると、両手を広げ、待ち構えている人に見えるところから付いた花言葉です。
山にしか生えない事からも意味が合います。
恋人へのデートの誘いに添えるのに向く花言葉です。
自分のところに来て欲しいという意味で、プロポーズにも合うでしょう。
求人広告や、ボランティア募集の公告デザインにも向きます。
山へ行き「ヒイラギソウ」を眺め、自分が必要とされている事を思い返すのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、普段から一緒にいる配偶者です。
「別の人がいるのでは」と疑いを持たれかねません。
「ヒイラギソウ」の豆知識
「ヒイラギソウ」はキランソウ属ですが、多くの種と異なり直立します。
「ヒイラギソウ」の由来は、「ヒイラギ」を思わせるトゲトゲした葉の形です。
ただし似ているのは輪郭だけで、質感も色合いも違い、葉を触っても痛くはありません。
まとめ
山に登った時、「ヒイラギソウ」を見かけるかも知れません。
花言葉を知っていれば、存在に気付き、花の形にまで興味が向くでしょう。
風景に色を足してくれる、花言葉を是非参考にして下さい。
