「オオリキュウバイ(大利休梅)」は、バラ科ヤナギザクラ属の落葉低木です。
「リキュウバイ」の変種に当たり、花や樹高が大きめな事から付いた名です。
中国原産で、庭木や切り花として利用されます。
花は花径4cmほどで、白い花弁5枚が付き、雄しべが密生します。
花期は4月から5月です。
今回は、「オオリキュウバイ」の花言葉について解説します。
「オオリキュウバイ」の花言葉
「美しさ」「気品」「素直」です。
良い意味の言葉が揃い、贈り物に向きます。
「美しさ」
「リキュウバイ」に「控えめな美しさ」という言葉が付きますが、大型の「オオリキュウバイ」は控えめな部分を差し引いています。
「美しさ」は何に付けても必要なものです。
「美しさ」は整い無駄のないものに繋がり、そういったものは物事を滞りなく進めてくれます。
一方、飾る事も「美しさ」に辿り着けますが、これは今あるものに新しい価値を与え、発展を促してくれるでしょう。
この花言葉は、見た目や生き方など、どこかに「美しさ」が感じられる人へ贈り、好意を伝えるのに向きます。
「気品」
茶花として利用される事からイメージされる花言葉です。
白い花の清楚な雰囲気とも繋がります。
「気品」を身に付けようと頑張ってもなかなか難しいものです。
頑張りが見えてしまうと、「気品」を損なってしまうでしょう。
けれど、続ける事で、残っていくものもあります。
「まだ身に付かない」と思ううち、他人の目からは「気品」ある人に見えているのです。
この花言葉は、自分の心がけとして飾るのに向きます。
「素直」
他の色の混じらない、白い花から連想された花言葉です。
「素直」さは大切な要素です。
時として、素質の低さを補う程の成長に繋がります。
一方、指示には従うけれど、それ以外の部分では何もしないという「素直」さだけではいけません。
自分に芯があってこその性質です。
「オオリキュウバイ」の豆知識
「オオリキュウバイ」の「リキュウ」は、佗茶を完成させた茶人として知られる千利休の事です。
「リキュウバイ」が、茶花として利用される事から、その名で呼ばれました。
「ウメ(梅)」とは、科は同じですが別属で、花の雰囲気から付いたものです。
まとめ
「オオリキュウバイ」は、バラ科ヤナギザクラ属の落葉低木です。
花言葉は「美しさ」「気品」「素直」です。
自分の振る舞いも見直せる、花言葉を是非参考にして下さい。