「謝罪」という花言葉の花は、謝って関係を修復したい時の贈り物になります。
個人間の喧嘩や迷惑かけた場合もあれば、会社で立場上悪くなくても形として謝罪し、場を収める事もあるでしょう。
下げる頭に何の価値もない形骸化した謝罪はともかく、本気で申し訳ないと思い、今後も良い関係を保ちたいのであれば、然るべき慎重さで贈る花も選ぶできでしょう。
「謝罪」の花言葉を持つ花
「謝罪」を花言葉に持つ花はありません。
「謝罪」に似た意味の花言葉を持つ花
「謝罪」に似た意味の花言葉を持つ花は複数あるため、見ていきましょう。
「紫のヒヤシンス」
キジカクシ科ヒヤシンス属の紫花品種です。
「ヒヤシンス」の花言葉は、古代ギリシャ神話に由来があります。
昔、太陽神「アポロン」は、恋人関係にあった美青年「ヒュアキントス」と円盤投げをして遊んでいましたが、誤って円盤をぶつけ死なせてしまいました。
その花から生まれたのが「ヒヤシンス」です。
ここから、アポロンの謝罪の気持ちを表す「ごめんなさい」という花言葉が付いています。
相手に謝るには「謝罪」よりもこちらの花言葉の方が伝わりやすいでしょう。
他に「スポーツ」「悲しみ」「悲しみを越えた愛」「初恋のひたむきさ」などの花言葉が付いており、恋人への謝罪に向いています。
同じ「ごめんなさい」という花言葉は「15本のバラ」にも付いています。
バラは花の種類や色によって様々な花言葉が付くため、相手に合わせて調整するのも良いでしょう。
「紫のクロッカス」
アヤメ科クロッカス属の紫花品種です。
こちらも複数の古代ギリシャ神話に由来がある「愛の懺悔」という花言葉が付いています。
懺悔は罪を告白して許しを請う行為なので、「謝罪」と概ね同じ意味になります。
昔、旅と商売の神「ヘルメス」は、婚約者の美青年「クローカス」とソリ遊びをしていました。
ところが、折からの突風にあおられ、クローカスは谷底に落ちてしまいました。
失意のヘルメスが雪解け後に亡骸を探したところ、そこに「クロッカス」が咲いていたというものです。
他の花言葉に「愛の後悔」「青春の喜び」「切望」などがあり、配偶者や恋人への謝罪には合うでしょう。
「カモミール(カミツレ)」
キク科シカギク属の一年草で、ハーブとしても利用される花です。
見た目は一重のキクの姿で、可愛らしく、花として贈る他、ハーブとして加工品を贈ることも出来ます。
花言葉は「仲直り」で、「謝罪」の手順を飛ばしていますが、何の為に謝罪するのかというポイントは明らかになるでしょう。
足りない「謝罪」の部分は他の花や、自分の言葉で補う事も出来ます。
同じ花言葉は「ハシバミ(榛)」にも付いています。
まとめ
「謝罪」という花言葉を持つ花はありませんでした。
似た意味の花言葉を持つ植物として「紫のヒヤシンス」「15本のバラ」「紫のクロッカス」「カモミール」「ハシバミ」などがあります。
組み合わせる事で選択肢も広がるため、相手の事をよく考えて合わせましょう。
何より、申し訳ないという気持ちが重要です。