「平和」の花言葉を持つ花とは?似た花言葉を持つ花まで徹底解説

「平和」の花言葉を持つ花とは? 逆引き

「平和」という花言葉の花は、世界平和を祈る時のお供えや飾りものに向きます。

一方、個人レベルの争いの仲直りや仲裁でも意味が合います。

相手と絶縁したり、敵を殲滅せずに「平和」を保つには、まずは理解が必要です。

相手をよく知り、好みに合った花を選びましょう。

「平和」の花言葉を持つ花

「平和」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。

「ヨモギ(蓬)」

キク科ヨモギ属の多年草です。

キク科ですが、花は穂状で目立たず、花粉を飛ばす風媒花です。

古くから薬草として利用されており、身体の大変な状態を解決してくれる事から「平和」という花言葉が付いています。

他に「幸福」「平穏」「夫婦愛」「決して離れない」「不安」といった花言葉があるため、夫婦喧嘩からの仲直りに良いでしょう。

花を手に入れるのは難しいですが、「ヨモギ」を使った草大福ならどこでも売られています。

一緒に食べてお茶を飲めば、少し落ち着いて話しやすくなります。

「オリーブ」

モクセイ科オリーブ属の常緑樹、またはその果実です。

日本で接する機会が多いのは、果実から取れる「オリーブオイル」でしょう。

「平和」という花言葉の由来は、『旧約聖書』にあります。

創世記の中で、神が起こした大洪水の後、方舟で難を逃れた「ノア」がハトに周囲を探らせたところ、「オリーブ」の枝を持ち帰りました。

これを見たノアは、洪水が終わり、大地に「平和」が訪れた事を確信したという流れです。

災害が収まった事を「平和」と呼ぶ事に違和感がありますが、昔は人間の戦争より自然災害の方が遙かに生活を脅かしたという事です。

その他の花言葉は「勝利」「安らぎ」「知恵」「歓迎」と、良い意味が揃うので、厄介な事を乗り越え「平和」を取り戻した時のお祝いなどに良いでしょう。

「タンジー」

キク科ヨモギギク属の多年草です。

黄色く丸い花が固まって咲く可愛らしい様子や、虫除けの性質などから「平和」という花言葉が付きます。

一方、「あなたとの戦いを宣言する」「抵抗」という開戦する意味の花言葉も付きます。

これは悪い虫を追い払うというニュアンスで、「平和」を守る過程という事です。

また「悪い虫が付かない」という意味で「婦人の美徳」という花言葉もあります。

「平和」という花言葉が付く花は、他にも「ストック」「ニーレンベルギア」などがあります。

「平和」と似た意味の花言葉を持つ花

「平和」に似た意味の花言葉を持つ花は、多数見られます。

「ヒルガオ(昼顔)」には「和やかさ」「ナシ(梨)」「和やかな愛情」という、「平和」な状態を表す花言葉がつきます。

逆に、「キリンソウ(麒麟草)」「警戒」「予防」「用心」「アザミ(薊)」「報復」「触れないで」なども、「平和」を脅かすものを防ぐ意味になるでしょう。

まとめ

「平和」という花言葉を持つ花は「ヨモギ」「オリーブ」「タンジー」「ストック」「ニーレンベルギア」です。

似た意味の花言葉を持つ花として「ヒルガオ」「ナシ」「キリンソウ」「アザミ」などがあります。

相手を知る事は「平和」に役立ちます。

理解を深め、相手に合った花を選びましょう。

タイトルとURLをコピーしました