「仲直り」という花言葉を使うのは、やはり喧嘩した後でしょう。
大切な相手なのに、何故か喧嘩してしまうのは辛い事ですが、仲直りできれば、一層互いのことが分かるようになっていくでしょう。
喧嘩の原因や相手の好みに合わせ、よく吟味した花は、きっと相手の心に届いてくれる筈です。
「仲直り」の花言葉を持つ花
「仲直り」という花言葉を持つ花は、次のようなものがあります。
「カモミール」
キク科シカギク属の一年草です。
「カミツレ」の別名もあり、ハーブとしても利用されるなじみ深い花です。
白いノギクの姿で、花を揉むとリンゴに似た芳香がします。
一方、踏まれても回復する丈夫さを持つ事から「仲直り」の花言葉が付いているのです。
他に「あなたを癒す」「逆境に負けない強さ」「親交」など、仲直りに合う良い意味の花言葉が揃っています。
花を直接贈る以外に、仲直りの話合いの場で、カモミールティーを振る舞うのも良いでしょう。
「ハシバミ」
カバノキ科ハシバミ属の落葉樹です。
同属の「セイヨウハシバミ」の果実が「ヘーゼルナッツ」で、こちらも同じ花言葉が付きます。
「ハシバミ」には、他に「一致」「知恵」「直感」という花言葉が付きます。
方向性は違いますが、悪い言葉は含まれません。
葉やナッツを贈り、仲直りを持ちかけるのに向きます。
「仲直り」と似た意味の花言葉を持つ花
「仲直り」と同じように、喧嘩した後の関係修復に役立つ花言葉は他にも多数あります。
仲直りに謝罪は重要です。
「ディアスシア」には、「私を許して」という花言葉が付いています。
他の花言葉は「私を信じて」「無邪気」で、素直な謝罪の意味になります。
ただし、信頼を裏切って喧嘩になった場合は、「私は信じて」は禁句です。
今後の態度で伝えていくもので、要求してはいけません。
より直接的な謝罪として「紫のヒヤシンス」の「ごめんなさい」があります。
他の花言葉に「スポーツ」「ゲーム」などが含まれるので、勝負事が原因の喧嘩には、より意味が合います。
恋人や夫婦同士の喧嘩で、謝罪自体は終わっている場合、「黄色い水仙」の「私のもとへ帰って」も良いでしょう。
喧嘩の原因は片方が全面的に悪いという事はあまりありません。
好んで喧嘩する人もいないでしょう。
ちょっとしたボタンの掛け違いで、是非直したいと思っている。
そんな気持ちを素直に伝える「後悔」という花言葉は、多くの花に付いています。
「紫のバーベナ」「カンパニュラ」、果物の「ラズベリー」「リンゴ」などがあります。
まとめ
「仲直り」という花言葉を持つ花としては、「カモミール」「ハシバミ」があります。
似た花言葉を持つものには「ディアスシア」「紫のヒヤシンス」「紫のバーベナ」「カンパニュラ」「ラズベリー」「リンゴ」などがあります。
仲直りはデリケートな事のため、相手の心の動きも気にし、時に複数組み合わせて贈るのも良いでしょう。
