オヘビイチゴはバラ科キジムシロ属の多年草です。
本州、四国、九州に分布し、田んぼの畦道、草地などの湿った場所の他、道端などでも生育します。
海外では中国、朝鮮半島に分布します。
4月から6月にかけて黄色い花を付け、実はヘビイチゴと形は似ているのですが色は茶色でかなり地味です。
地を茎が這って群生する事から、グランドカバープランツとして利用出来ます。
薬にもなり、「蛇含」と呼ばれ、葉を煎じて虫刺されの薬などとして利用されていました。
今回はオヘビイチゴの花言葉について解説します。
「オヘビイチゴ」の花言葉
「粘り強い」があります。
地面を這い広がり群生する様子からついた花言葉です。
物事に粘り強く取り組む友人や同僚などに贈るのに向く花言葉です。
また、自分の子供や教え子、部下に対して、粘り強く頑張るよう元気づけたり、頑張りを労ったりする時も利用出来ます。
会社組織の場合、特に営業部門などで、社員に対して心構えとして伝える事も出来ます。
納豆や接着剤など、ネバネバベトベトしたものを製造する会社のシンボルにも向きます。
自分が運動や勉強など、習慣づけたいけれどなかなか続かないものに取り組む時、スマホの待ち受けにしてサボらないように意識づけても良いでしょう。
逆にこの花言葉が向いていないのは、切り替えが早い事を信条とするフットワークが軽い人です。
他に、断ってもしつこく交際を迫ってくる相手にも向きません。
皮肉として贈ったとしても、良い意味に曲解されるばかりです。
会社の場合、ベビーパウダーなどサラサラで、ネバネバして欲しくない商品のイメージとしては大変相性が悪いものになります。
「オヘビイチゴ」の豆知識
オヘビイチゴを漢字で書くと、雄蛇苺となります。
オトコヘビイチゴとも呼ばれます。
これは蛇苺よりも大型で茶色い実を付ける事から付いた名です。
また後半の「ヘビイチゴ」に関しては、「蛇が食べるイチゴ」「蛇がいるような所に生えるイチゴ」「食べに来た小動物を蛇が狙う」など由来とされるものがいくつかあります。
「食べる」説に関しては、蛇は肉食性であり、ヘビイチゴを含め植物は食べません。
また、ヘビイチゴが有毒との説がありますが、実際には甘味がなくおいしくないだけで無毒です。
まとめ
オヘビイチゴは雑草に分類されますが、黄色く可愛らしい花を咲かせます。
花言葉を知っていれば、より親しみやすく感じられるでしょう。
好ましいものをより好ましく感じられる、花言葉を是非参考にして下さい。