「ユッカ(青年の木)」は、リュウゼツラン科(キジカクシ科)ユッカ属の常緑樹です。
主に中央アメリカ原産で、日本では鑑賞用として流通しています。
花は白く、下向きのベル型で、花茎が見えなくなるほどたっぷり咲きます。
花期は不定期ですが、咲く時は5月から10月の間です。
今回は、「ユッカ(青年の木)」の花言葉について解説します。
「ユッカ(青年の木)」の花言葉
「勇壮」「偉大」「颯爽」といいます。
いずれも「青年」に合う良い意味の言葉で、イメージが合う人への贈り物に向きます。
「勇壮」
青年期の、若く物を知らず、それ故に勇ましく意気盛んなところから付いた花言葉です。
一方、葉が剣に似た形である事から、戦場で勇壮な活躍を見せる兵士のイメージにもなります。
勇ましく行動する青年は、時に無鉄砲で危ういものです。
大人としては助言したくなりますが、失敗した事が大きな財産になる場合もあります。
這い上がれる程度の失敗なら、黙って任せるのも良いでしょう。
独立して家を出る子供へ贈るのに向く花言葉です。
「偉大」
象の足に喩えられるような、太く立派な幹から付いた花言葉です。
最大で2mほどと、観葉植物としてはかなりの大サイズに成長します。
偉大な人は、最初から偉大だった訳ではありません。
何かしらの偉業によって認められた結果と言えます。
当然、その偉業は個人の力だけで全てが達成されているとは限りません。
ですが、その人を褒めない理由にはならないでしょう。
成し遂げた偉大な業績を讃え、今後の更なる活躍を期待して贈るのに向く花言葉です。
「颯爽」
颯爽とは行動が爽やかで勇ましい様子をいいます。
「青年」の名や、真っ直ぐで爽やかな緑色の葉から理解しやすい花言葉です。
何事も颯爽とスタイリッシュに振る舞えるよう、自宅に飾り、意識して見るのも良いでしょう。
「ユッカ(青年の木)」の豆知識
ユッカは属名で、「青年の木」と呼ばれる品種は「ユッカ・ギガンティア(ユッカ・エレファンティペス)」を指します。
ユッカ属に特徴的な剣のような葉を持ち、幹は象(エレファント)の足のように巨大になる事が特徴です。
「青年の木」という通称は、新芽が次々に出て勢いよく伸びる事、幹が立派で太い事などを、青年期の人に喩えた名です。
まとめ
「ユッカ(青年の木)」は、見るからに元気の良い木です。
花言葉を知れば、更に好ましく感じられるでしょう。
植物との距離を近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。