「青色のトルコキキョウ」は、リンドウ科トルコキキョウ属(ユーストマ属)の青花品種です。
トルコキキョウは北アメリカ南西部から南アメリカ北部原産で、日本へは昭和になって導入されました。
名前に「トルコ」と入るのですが、産地にトルコは含まれません。
諸説ありますが、「蕾がトルコ人のターバンに似ていたから」「青い色からトルコ石がイメージされた」などがあります。
今回は、「青色のトルコキキョウ」の花言葉について解説します。
「青色のトルコキキョウ」の花言葉
「花嫁の感傷」「清々しい美しさ」「思いやり」「あなたを想う」などがあります。
比較的良い意味の言葉が揃い、愛する人への贈り物に向きます。
「花嫁の感傷」
トルコキキョウに全般の花言葉です。
トルコキキョウの入ったウェディングブーケを手にする花嫁が、今までの思い出に浸る様子からイメージされた花言葉です。
蕾の姿も、遠くを見つめる花嫁がイメージ出来るでしょう。
結婚は嬉しいものですが、過去の生活と訣別する切ない時期でもあります。
その気持ちを無理にごまかさず、受け容れていく事が重要でしょう。
結婚する親しい友人へ贈り、心配ごとがあれば相談に乗るという気持ちを伝えるのに向きます。
「清々しい美しさ」
こちらも、トルコキキョウとしての花言葉です。
トルコキキョウの原種は淡い紫色ですが、澄んだブルー系のイメージと良く合う花言葉です。
原種のイメージから「変わらぬ美」、繊細な花弁から「優雅」という花言葉もあります。
さっぱりした美しさの恋人へのプレゼントに向きます。
「思いやり」
これが「青色のトルコキキョウ」固有の花言葉です。
青は水に深く沈むような、物静かで思慮深いイメージがあります。
その思慮深さで、人を深く思いやる気持ちを表すのが、この花言葉です。
思いやりは、一方的な押しつけでは成り立ちません。
相手ならどうするか、自分がした事にどう思ったか、という洞察が継続的に必要です。
思いやりを見せてくれる親しい人へ贈るのに向きます。
スマホの待ち受けにして、人へ思いやりをもって接しようと心がけるのも良いでしょう。
「あなたを想う」
こちらも青の思い耽るイメージから付いた花言葉です。
愛する人を深く想うのは、楽しく、また、苦しい事です。
ですが、考える時間がないと、不用意な言動で相手を幻滅させるかも知れません。
恋はままならず、それ故に物語の題材としても、使われ続けるのです。
恋の告白や、恋人への愛情表現に向きます。
関係の浅い人に贈ると、怖がられるのでやめましょう。
まとめ
「青色のトルコキキョウ」は、涼やかで美しいものです。
花言葉を知れば、より好ましく感じられるでしょう。
花を一層彩り良く見せてくれる、花言葉を是非心に留め置いて下さい。