上質なドレスのような「バラ(ニコル)」は、バラ科バラ属の園芸品種です。
「ニコール」とも呼びます。
1985年にドイツのコルデス社が作出しました。
花は直径8cm程で、丸い印象(丸弁)のある八重咲きで、色は白地に端が濃いピンク色の縁取りになります。
開花時期は5月から11月の四季咲きです。
今回は、「バラ(ニコル)」の花言葉について解説します。
「バラ(ニコル)」の花言葉
「愛」「魅力」「お淑やか」「愛の誓い」などがあります。
いずれも良い意味で、特にプロポーズや結婚式に向きます。
逆に、それ以外の場面で贈り物にすると、誤解される可能性があるので気を付けましょう。
「愛」
古代ギリシャ神話の、愛と美の女神「アフロディーテ」を象徴する花が、バラである事から付いた花言葉です。
「温かい心」という花言葉もあります。
「ニコル」は病気や寒さにやや弱く、美しく咲かせるには愛情が必要です。
愛情深く育てた「ニコル」を、今度は愛する人へ送り、愛を伝えるのに向きます。
「魅力」
「ニコル」の人を魅了する美しさから付いた花言葉です。
「美」という花言葉も付いています。
魅力は見た目の美しさの他にも様々なものがあります。
どれによって自分を表現するかはその人次第、配られたカードで勝負しなければいけません。
他人が持つものを羨んで「狡い」と言っても、あなたの魅力が増える訳でもありません。
一方、思わぬものが魅力として働く事もあります。
諦めない心が肝心です。
魅力を磨く決意として、部屋に飾るのも良いでしょう。
「お淑やか」
ピンク色の「ニコル」は、原色のバラよりも柔らかく上品なイメージがあります。
同じ由来で「上品」という花言葉もあります。
淑やかな振る舞いは、人を魅了します。
「飾らない方が良い」と言う人もいますが、好みのラインがそれぞれ違うだけで、家の中の弛みきった姿が好きという訳ではないのです。
淑やかで上品なイメージの人へ贈るのに向きます。
「愛の誓い」
「ニコル」は花嫁をイメージして作出されました。
確かに白さはウェディングドレスを思わせ、端を染めるピンクは、嬉しさに上気する彼女の頬や心のようです。
ピンクのバラには「恋の誓い」という花言葉がありますが、更に進んだ花言葉です。
プロポーズと共に贈るのに向きます。
尚、プロポーズに合い、扱いやすいのは「12本」です。
12本のバラは「ダズンローズ」と呼ばれ、ウェディングブーケの由来にもなった、由緒ある本数です。
まとめ
「ニコル」は、とびきりキュートなバラです。
花言葉を知れば、より好きになるでしょう。
花を一層鮮やかに見せてくれる、花言葉を是非心にとめおいて下さい。