「ブルームーン」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ブルームーン」の花言葉とは? 花言葉

紫バラとして高い完成度を誇る「ブルームーン」は、バラ科バラ属の紫色品種です。

紫バラの代表的品種である「スターリング・シルバー」を親に持ち、1964年にドイツで作出されました。

病気に弱い「スターリング・シルバー」と比べ、丈夫で花付きが良く、咲き方も整った八重咲きです。

花期は四季咲きとなります。

今回は、「ブルームーン」の花言葉について解説します。

「ブルームーン」の花言葉

「幸せの瞬間」「決してあり得ないこと」「神の祝福」「奇跡」といいます。

良い意味とそれほどでもない意味が揃います。

これは「ブルームーン」が作出された当時は、「実在しない青いバラに近い花」として扱われていた事が影響しています。

その後、その後「サントリーブルーローズ『アプローズ』」が作出され、「青いバラ」は現実のものとして扱われるようになり、「ブルームーン」「紫のバラ」として落ち着いたのです。

「幸せの瞬間」

「ブルームーン」固有の花言葉です。

「ブルームーン」の語源は、青みがかった満月の事で、色だけでなく「滅多に見られない美しいもの」を表します。

花は四季咲きで、滅多に見られない事はありませんが、長い歴史で存在しなかった「青いバラ」最前線の品種というニュアンスです。

その後、より青い品種が作られた事も、「瞬間」で終わったという意味が強まります。

単純にその美しさから、見た時に強い幸せを感じる、という意味でも良いでしょう。

幸せを感じる瞬間は様々です。

大事なのは、その気持ちを色褪せさせない事です。

嬉しい事、幸せな事があった時、すぐに飾り、大事な人と気持ちを共有出来れば、幸せは2倍に感じられるでしょう。

「決してあり得ないこと」

「ブルームーン」「青に近いバラ」の最前線で、「いわゆる青いバラ」は実在しないと言われていた時代に付けられた花言葉です。

現在の「ブルームーン」には、あまり合わない花言葉のようですが、多くの園芸家が夢見た歴史を織り込んでいます。

高倍率の抽選に当たったり、難関の資格試験に合格した人へ贈るのに向きます。

「神の祝福」

「青いバラ」としての「ブルームーン」に付く花言葉です。

「存在しないもの」の代名詞ともされた花が、神の祝福を受けたかのように、作り上げられたという意味になります。

「ブルームーン」自体が青いバラになった訳ではありませんが、その礎として、祝福されるのに充分な働きはありました。

何かしら、神に祝福されたように幸せが舞い込んだ人や、困難に直面して祝福が欲しい状況の人へ贈るのに向きます。

「奇跡」

こちらも「青いバラ」としての花言葉です。

「青いバラ」が作り上げられた奇跡は、人の積み重ねによって到達したものです。

完成した1品種ではなく、そこに至る歴史全体に与えられるべき言葉といえます。

あなたが奇跡と感じた時、飾ったり贈ったりするのに向く花言葉です。

主観で使う言葉なので、あまり考え過ぎると煮詰まります。

まとめ

「ブルームーン」は、美しく、比較的扱いやすい花です。

花言葉を知り、興味を持てば、長い歴史にも触れられるでしょう。

花をより深く知るきっかけになる、花言葉を是非参考にして下さい。

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