「コルジリネ」はキジカクシ科コルジリネ属(リュウゼツラン科センネンボク属に分類されることもあります)のオセアニア(オーストラリア、ニュージランド)原産の植物です。
樹高は低木に分類され小さいものは10cm程度ですが、環境によっては200cmほどにまで成長する個体も存在します。
また6月に白色や薄紫色の小さな花をつけますが、花を楽しむより、特徴的な葉を楽しむことが目的で栽培されることが多い植物です。
今回はこの「コルジリネ」の花言葉について解説していきます。
「コルジリネ」の花言葉
「コルジリネ」は観葉植物の一つであるドラセナと見た目が似た植物です。
種類によっては非常に似通っており、園芸のプロでもなかなか見分けが困難であると言われています。
見分け方としては「コルジリネ」には葉柄(ようへい・葉の一部で、茎や枝につながる柄の部分)があること、そして地中で地下茎が肥大化し根茎を形成することにあります。
ギリシャ語で「コルディレ」とは棍棒を指す言葉ですが、肥大化した地下茎を「コルディレ」と呼んだことが「コルジリネ」の名前の由来であると言われています。
そんな「コルジリネ」の花言葉は「幸福な交際」です。
これらの由来について説明します。
「コルジリネ」の花言葉「幸福な交際」
「コルジリネ」は和名では「センネンボク(千年木)」と呼ばれます。
また、「コルジリネ」の園芸品種の中には「グッドラック・プラント」、「ツリー・オブ・キングス」と呼ばれるものもあり、これらの名前から縁起が良さそうな植物であることは容易に想像がつきます。
これらの縁起が良い名前は原産地であるオセアニア、またハワイにおいて悪霊を祓う魔除けの木として捉えられていることに由来します。
特に「コルジリネ」の中でもターミリナスと呼ばれる品種はハワイではTi(ティ)と呼ばれていますが、このTiは悪霊を祓う神聖な木であることからTiの葉をハワイの伝統的な舞踊、フラダンスの腰みのに使用しています。
このように悪霊を祓う神聖な植物である「コルジリネ」には愛する人々を加護してくれる何らかの力があると信じられたことから「幸福な交際」という花言葉が生まれたようです。
また同様に「さわやかな交際」という花言葉も持っています。
「コルジリネ」の豆知識
古くから神聖視されていた「コルジリネ」ですが、風水の観点においても注目されています。
見た目がドラセナに似ていることからドラセナと同様の風水効果があるとされ、細く尖った上向きの葉が鋭い陽の気を放つことから、玄関などに置くことが風水の観点からお勧めされています。
まとめ
幸せな花言葉を持ち、また古くから神聖視されていた「コルジリネ」は幸せを願う人への贈り物にぴったりの植物です。
贈られる際の参考になさってください。