「アマランサス」は、ヒユ科ヒユ属(「アマランサス」属)の一年草の総称です。
南アメリカ原産で、北アメリカやインドへ広まり、その後作物として各地で栽培されるようになりました。
小花が集まり細長い花穂を形成します。
主な品種に「ヒモゲイトウ(紐鶏頭)」がある通り、花の質感が「ケイトウ(鶏頭)」に似ていますが、同科別属です。
花色は赤、臙脂(エンジ)色、緑、ピンク、オレンジから茶色、花期は8月から10月です。
今回は、「アマランサス」の花言葉について解説します。
「アマランサス」の花言葉
「変わり者」「不老不死」「心配ご無用」「粘り強い精神」などがあります。
比較的良い意味の言葉が揃い、悪い意味もないため、意味が合う相手への贈り物に向きます。
「変わり者」
花どころか、植物にすら見えない、もふもふした花からイメージされた花言葉です。
種類が多く、垂れたり立ったり様々な事も意味が合います。
振る舞いが独特で、個性の強い人へ贈るのに向く花言葉です。
業界独自の立ち位置で、ニッチな需要を満たす会社のシンボルにも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、あなたが「人と違う事は良くない」、という価値観を持っている時です。
悪口は、言葉ではなく、それを使う人の気持ちでいくらでも増えます。
「不老不死」
花穂がなかなか枯れる事がなく、咲き続ける様子から付いた花言葉です。
一方、果実が疑似雑穀として利用出来、栄養価が高い事からも意味が合います。
同じ由来で「不死」「不滅」という花言葉も付いています。
長寿やいつまでも若々しい事を願い、関係の良い両親や美しい友人などへ贈るのに向く花言葉です。
この花言葉が向かないのは、大きく体調を崩した直後のお見舞いです。
少し落ち着いて、回復の期待を持てるようになった時は良いですが、初期段階では皮肉のように伝わってしまうでしょう。
「心配ご無用」
残暑でも枯れたりせず、気に掛ける必要がない事から付いた花言葉です。
何かしら心配をかけた相手に、もう成長したから安心して良い、という意味で贈るのに向く花言葉です。
勿論、幾度か実際に安心させてからにしないと、言葉だけが上滑りします。
「粘り強い精神」
「粘り強さ」とも言います。
こちらも花が長く咲き、高温多湿の日本の夏にも粘り強く咲き続ける事から付いた花言葉です。
困難にも粘り強く取り組み、目標達成する人へ贈るのに向きます。
定着の良い接着剤の商品イメージにも使えます。
この花言葉が合わないのは、手早くそつなく物事をこなす人です。
目に見える頑張りは効率からは軽視されやすいですが、チームの雰囲気を良くする効果もあり、どちらが良いと断定は出来ません。
まとめ
「アマランサス」は、特徴的な花です。
花言葉を知れば、その扱い方にも気づけるでしょう。
花との付き合い方も教えてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。