「ローダンセ」は、キク科ハナカンザシ属の一年草です。
オーストラリア原産で、鑑賞用やドライフラワーなどで利用されます。
花は黄色い筒状花の周囲に先が尖った花弁(舌状花)が重なりながら付き、色は白から赤紫です。
花期は3月から4月です。
今回は、「ローダンセ」の花言葉について解説します。
「ローダンセ」の花言葉
「終わりのない友情」「同情から始まる愛情」「飛翔」「光輝」などがあります。
いずれも未来へ繋がるような良い言葉が揃っており、意味が合う相手への贈り物に向きます。
「終わりのない友情」
「ローダンセ」は花弁が薄くドライフラワーに適しており、長く楽しめる事から付いた花言葉です。
同じ由来で「永遠」「変わらぬ思い」などの花言葉があります。
進学や就職で地元を離れ、別れる友人へ、終わらない友情を誓い贈るのに向きます。
同級生と長く友情を育んで欲しいという意味で、学校に植えるのも良いでしょう。
この花言葉を贈るのに合わないのは恋人です。
今後の進展がない、または、友人に戻ろうと解釈でき、印象が悪くなります。
「同情から始まる愛情」
こちらも、「ローダンセ」が長く楽しめる事から付いた花言葉です。
長く付き合う事で、愛情に変わるというイメージです。
同じ由来で「永遠の愛」「温順」「情に厚い」という花言葉も付いています。
付き合いが長い恋人へのプロポーズに向く花言葉です。
「飛翔」
「ローダンセ」は蕾も美しい花です。
同属の「ハナカンザシ(花簪)は、その名の通り丸い蕾が簪のようですが、「ローダンセ」の蕾は先の尖った滴形です。
この蕾が細い茎の先に付く姿を、「白鳥(スワン)」の頭に喩えた花言葉です。
「ローダンセ」には、英語で「スワンリバー・エバーラスティング(スワン川の永遠)」という呼び名が付いています。
「スワン川」はオーストラリアの川で、「黒鳥(スワン)」が棲息している事から付いた川名で、由来が微妙に違いますが、オーストラリアとスワンに共通点はあります。
母校を巣立つ卒業生や、独立して社会に羽ばたく子供へ贈るのに向く花言葉です。
「光輝」
空へ飛び立つ白鳥が陽光に輝くイメージから付いた花言葉です。
「ローダンセ」の輝くような美しさと解釈しても、意味が合います。
輝くような素質や美しさを持つ人へ贈るのに向く花言葉です。
輝く未来のある子供にも合うでしょう。
この花言葉が合わないのは、病気による退職など、困った状況にある相手です。
先に良い事があって欲しいという気持ちだとしても、一足飛びで、無神経と思われてしまいます。
まとめ
「ローダンセ」は華やかで美しい花です。
花言葉を知れば、より好ましく感じられるでしょう。
花を一層彩り良く見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。