「ロウバイ(蝋梅)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ロウバイ(蝋梅)」の花言葉とは? 花言葉

「ロウバイ(蝋梅)」は、「ロウバイ」「ロウバイ」属の落葉樹です。

中国原産で、日本へは江戸時代に渡来し、庭木などに利用されています。

花は淡黄色で内側が暗紫色、甘い芳香があり、花期は12月から3月です。

今回は、「ロウバイ」の花言葉について解説します。

「ロウバイ(蝋梅)」の花言葉

「ゆかしさ」「慈しみ」「先導」「先見」などがあります。

良い意味が揃っており、贈り物に向きます。

「ゆかしさ」

「ゆかしさ」という言葉は、「趣があり心惹かれる」「懐かしい感じがする」「好奇心がそそられる」などの意味があります。

「ロウバイ」の花の色は淡い黄色で、紅白はっきりした「ウメ(梅)」のようなまぶしさはありませんが、確かに趣があります。

香りが先に届き、花がどこかと探したくなるという意味でも合います。

上品で雰囲気の良い人へ贈るのに向く花言葉です。

「慈しみ」

寒さが厳しくなっていく中で咲き始め、人間を慰めるように下向きに覗き込み、良い香りを届ける様子から付いた花言葉です。

自分の子供を慈しみ育てる人へ贈るのに向きます。

幼稚園の敷地に植えるのも良いでしょう。

この花言葉が合わないのは、子供を甘やかすだけの人です。

愛情には先を見越した厳しさもあるものです。

「先導」

冬に咲く花もいくらかありますが、「ロウバイ」は特にお正月前後から咲き始めます。

年の初めから咲き、他の花を先導するように見える事から付いた花言葉です。

自分を導いてくれた先輩へ感謝と共に贈るのに向く花言葉です。

逆に後輩に対して、安心して付いてくるように、という意味で贈っても合います。

この花言葉が向かないのは、足並みを揃えて仕事している同僚です。

面倒な事を先にやらせようとしているのでは、と、怪しまれるだけです。

「先見」

「先見の明」という言葉がありますが、基本的には同じ意味です。

「先見」は先を見通す事で、「明」はそれが出来る賢さ、明察さという意味になります。

物事の先を読んで行動が出来、間違いの少ない人へ贈るのに向く花言葉です。

この花言葉が合わないのは、後から「それは分かっていた」と言う人です。

本当に先見のある人の場合、周囲の人は気付いているのでわざわざ自分で言う必要はありません。

「ロウバイ(蝋梅)」の豆知識

「ロウバイ」の名前の由来としては、まず、花にツヤがあり蝋細工のように見える事です。

他に、陰暦の12月「朧月(ろうげつ)」に咲くから、という説もあります。

梅の方は、香りが梅にやや似ている事が由来です。

まとめ

冬に咲く「ロウバイ」は、心をほっとなごませてくれます。

花言葉を知れば、更に好ましく感じられるでしょう。

花をより身近に感じさせてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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