「ヨルガオ(夜顔)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ヨルガオ(夜顔)」の花言葉とは? 花言葉

「ヨルガオ(夜顔)」は、ヒルガオ科サツマイモ属の蔓性の一年草(原産地では多年草)です。

熱帯アメリカ原産で、日本へは1854年にペリー艦隊経由、または1868年に渡来しています。

花は直径15cm程の漏斗形で白色、夕方に咲き翌朝にしぼみます。

花期は7月から10月です。

今回は、「ヨルガオ」の花言葉について解説します。

「ヨルガオ(夜顔)」の花言葉

「夜」「夜の思い出」「悪夢」「妖艶」といいます。

妖しいムードの言葉が多めで、贈るなら相手をかなり選ぶ必要があります。

「夜」

「ヨルガオ」が夜に咲く事からイメージされた花言葉です。

夜が好きな人へ贈るのに向きます。

飲んで騒ぐ夜遊びに限らず、静かに夜の散歩を楽しむ人も案外いるものです。

暗く何となく妖しげなイメージの人にも合います。

親しくない相手には、悪口として伝わる事があるので避けましょう。

「夜の思い出」

「ヨルガオ」が夜に咲いた後、朝にはしぼみ、思い出以外はなくなってしまう事から付いた花言葉です。

夜に遊んだり、一緒に旅行に行くなど、思い出を共有している人へ贈るのに向きます。

セクシャルなイメージが含まれるため、異性に贈る場合は誤解のないよう意図を正しく伝えましょう。

「悪夢」

夕方から咲く「ヨルガオ」には、「ユウガオ(夕顔)」の別名があり、そのイメージから付いた花言葉です。

平安時代の小説『源氏物語』に、「夕顔」と通称される女性が出て来ます。

彼女は深夜に幽霊と出会い、恐怖のあまり命を落とします。

これが悪夢という花言葉のイメージになっています。

ここでいう「ユウガオ(夕顔)」は、ウリ科植物の事で、「ヨルガオ」とは別の植物を指します。

音も字も同じであり、夜のイメージも合う事から付いた花言葉です。

何かしら良くない思い出を共有した相手へ贈るのに向く花言葉です。

尚、悪夢の渦中にある場合は、辛いだけなので贈るのはやめた方が良いでしょう。

「妖艶」

「ヨルガオ」が夜に咲くイメージと芳香から付いた花言葉です。

一方、蔓が絡みつく様子からもイメージに合います。

妖艶な魅力を感じさせる人へ贈るのに向きます。

この花言葉が合わないのは、美しさが明るく単純で分かりやすいイメージの人です。

妖艶さにはどこかしら影や見えない部分が必要です。

まとめ

「ヨルガオ」は大きく美しい花です。

花言葉を知れば、更に興味深く観察出来るでしょう。

植物との距離を近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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