「ヤマハハコ」はキク科「ヤマハハコ」属の多年草です。
海外では中国、インド、ネパール、極東ロシア、北アメリカ、国内では長野県以北に分布し、山野の日当たりの良い草原などに生育します。
花は黄色い筒状花だけで、周囲に白い葉(総苞片)が花弁のように付きます。
花期は8月から9月です。
今回は、「ヤマハハコ」の花言葉について解説します。
「ヤマハハコ」の花言葉
「親子愛」「純情」といいます。
いずれも意味は狭いですが良い言葉で、意味が合う相手への贈り物に向きます。
「親子愛」
「ヤマハハコ」は漢字で「山母子」と書く事から、親と子を結ぶ愛情と解釈した花言葉です。
関係の良い親へ贈るのに向く花言葉です。
逆に親の立場から子供に贈るにも向きます。
愛情溢れる家族になるよう、庭に植えても良いでしょう。
親の愛を具体的な形で子供に伝える、保険商品の宣伝イメージにも使えます。
親への恩返しという意味で、介護用品の売り場ディスプレイにも合うでしょう。
親子仲の良い友人に贈っても意味が合います。
尚、子供に贈る場合、自分の子供以外には、決して贈ってはいけません。
嫌がらせにしても、子供を巻き込んではいけません。
「純情」
白い真珠を思わせる花は、純真な心のイメージと繋がります。
そんなところから付いた、花言葉です。
純情可憐な相手への恋の告白へ添えるのに向きます。
純真で邪念のない友人へ贈るのも良いでしょう。
高級材料ではないけれど、手を抜かず真面目に作られた豆腐の商品イメージにも使えます。
スマホの待ち受けにして、都度、純真な視点を意識すると、新たなものが見える事もあるでしょう。
この花言葉を贈るのに合わないのは、会社など公的な場の異性です。
「情愛」のイメージが付くため、余計な誤解に発展します。
「ヤマハハコ」の豆知識
「ヤマハハコ」は、山に生え、「ハハコグサ」に似ている事から付いた名前です。
ハハコグサは「春の七草」の「ゴギョウ(御形)」の別名です。
語源としては毛が「ほおけ立つ」事から「ホウケグサ」と呼ばれたものが転訛したと言われています。
別の由来としては、幼苗を「這う子」と呼んだ説、密集する花を子に喩え、これを包む綿毛を母の優しさとして「母子」と付けた説などがあります。
まとめ
「ヤマハハコ」は、花も葉も特徴のある植物です。
花言葉を知れば、より詳しく観察出来るでしょう。
花との距離を近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。