「ヤツデ(八手)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ヤツデ(八手)」の花言葉とは? 花言葉

特徴的な葉から「天狗の羽団扇」の別名もある「ヤツデ(八手)」は、ウコギ科「ヤツデ」属の常緑樹です。

関東地方以西から沖縄にかけて分布し、暖地の海岸近くの山林に自生し、日陰でもよく育ちます。

花は5mm程の白い小花がねぎ坊主のように球形にまとまって咲きますが、雄花が雌花に成熟していくという変わった性質があります。

花期は10月から12月です。

今回は、「ヤツデ」の花言葉について解説します。

「ヤツデ(八手)」の花言葉

「親しみ」「健康」「分別」といいます。

良い意味の言葉が揃い、贈り物にもお見舞いにも向きます。

「親しみ」

手のような切れ込みのある葉が、多数手招きをしているように見える事から付いた花言葉です。

ここから、商売繁盛の縁起物ともされます。

穏やかで人懐こく、親しみを感じさせる人へ贈るのに向く花言葉です。

気難しいけれどあなたとの付き合いは長く、親しみを感じている相手にも向きます。

今後の良い関係を願って贈るのも良いでしょう。

この花言葉が合わないのは、上下関係がはっきりした間柄の人です。

役割と距離感には意味があり、親しければ良いというものでもありません。

「健康」

「ヤツデ」の葉は「八角金盤」という生薬になり、咳を鎮め、痰を切るとされています。

また、浴湯料にすれば、リウマチや腰痛などに効くとも言われています。

これらの効能から付いた花言葉です。

一方、「ヤツデ」が日陰でも育つ丈夫な性質からも、意味が合います。

健康が取り柄の元気な人へ贈るのに向きます。

一方、健康を損ねた人に、健康を取り戻すように贈っても良いでしょう。

健康は幸せの基本であり、万人に向く花言葉です。

「分別」

ここでは「ふんべつ」と読み、常識的で慎重な判断が出来る、という意味になります。

花が雄花から雌花に切り替わり、そこに何かしらの判断があるように見える事から付いた花言葉です。

物事の判断が的確な人へ贈るのに向きます。

何かと判断を誤りがちな時、スマホの待ち受けにして、落ち着くきっかけに使うのも良いでしょう。

この花言葉が合わないのは、軽率に自分勝手に判断し、間違いがあっても反省しない人です。

こういう人は「無分別」と呼ばれます。

注意として贈るなら、意味は合います。

「ヤツデ(八手)」の豆知識

「ヤツデ」の名は、切れ込みのある葉が手のように見える事に由来します。

指(切れ込み)が多数あるという意味で、多くの数を意味する「八」を付けたものです。

一方、手の形の葉が多数ある、とも解釈出来ます。

いずれにせよ、葉の形を手に喩えた名前です。

まとめ

「ヤツデ」は葉がユニークな植物です。

花言葉を知れば、更に親しみを感じられるでしょう。

植物との距離を近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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