「オオツルボ」はキジカクシ科ツルボ属(またはシラー属・スキラ属)の多年草です。
地中海沿岸原産で、日本には明治時代に渡来し、野生固体も見られます。
直径2cmほどの青または紫色の小花が集まり、傘に近い円錐状に密生します。
花期は5月から6月です。
今回は、「オオツルボ」の花言葉について解説します。
「オオツルボ」の花言葉
「多感な心」「寂しさ」「辛抱強さ」「変わらない愛」といいます。
ツルボ属に共通する花言葉です。
良い意味と悪い意味が混じるため、贈る時は意図を正しく伝えましょう。
「多感な心」
「オオツルボ」の沢山の花が、様々なものに反応する繊細な感性をイメージさせる事から付いた花言葉です。
感受性が豊かで、様々なものに感動出来る人へ贈るのに向きます。
敏感すぎて傷つきやすい人を慰める為にも良いでしょう。
多感な年頃のティーンエイジャー向けのファッションアイテムのブランドイメージにも使えます。
この花言葉が合わないのは、鈍感な人です。
改善して欲しいという意味だとしても、価値観の根底の話にもなるため、意識して変われる部分は少なく難しいでしょう。
「寂しさ」
寒色の花が、生命感に乏しく寂しい冬景色をイメージさせる事から付いた花言葉です。
宿根草の性質があり、冬に姿を消す事も意味が合います。
一方、小花が集まっているという部分が「ヒヤシンス」に似ているため、ギリシャ神話で悲運な死を遂げた「ヒュアキントス」と絡めても意味が合います。
大切な人との別れなど、何かしら寂しさを感じている人へ贈り、共感を伝えるのに向く花言葉です。
「辛抱強さ」
宿根草として、厳しい季節を地中で過ごし、再び花を咲かせる事から付いた花言葉です。
辛い事に耐え、頑張れる人へ贈るのに向きます。
一方、辛抱し過ぎて調子を崩した人には合いません。
辛抱強く見える人は、どこかで上手く発散したり、手を抜いたりしているもので、正攻法ではすぐ限界が来ます。
「変わらない愛」
花が散っても、翌年にはまた同じ色の花が咲く事から付いた花言葉です。
ずっと変わらない愛情を誓う、プロポーズに向く花言葉です。
一生愛するという決意を込め、子供の小物などにあしらっても良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、より愛情が深まった時です。
数を増やし、量的に愛情の深まりを表現するなら意味は合います。
まとめ
「オオツルボ」は賑やかで楽しい花です。
花言葉を知れば、変わった一面にも気付けるでしょう。
花を多面的に見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。