平べったい茎節が可愛い「ウチワサボテン」は、サボテン科「ウチワサボテン」亜科「ウチワサボテン」属の多肉植物の総称です。
アメリカ大陸原産で、沙漠や高山に生育し、鑑賞用目的などで栽培されます。
主に茎とトゲのような葉を楽しむ植物ですが、開花年齢になりコンディションが良いと、黄色、オレンジ、赤、白など品種により様々な花が咲きます。
花期は6月から8月です。
今回は、「ウチワサボテン」の花言葉について解説します。
「ウチワサボテン」の花言葉
「枯れない愛」「内気な乙女」「燃える心」「偉大」などがあります。
「サボテン」に共通する花言葉です。
良い意味が揃っており、意味が合う相手への贈り物に向きます。
「枯れない愛」
「ウチワサボテン」が過酷な沙漠でも枯れずに生え、花を咲かせる事から付いた花言葉です。
同じ由来で「忍耐」という花言葉も付いています。
反対する人も多い中、結婚して幸せに暮らしている友人へ贈るのに向きます。
長く連れ添いながら、気持ちが冷める事のない配偶者にも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、新婚当初の配偶者など、愛が枯る方が不自然な相手です。
愛が冷めたり枯れたりするような、気に入らない事でもしたのか、と不安がらせてしまいます。
「内気な乙女」
鋭いトゲを、内にこもり触られたくないという気持ちに喩えた花言葉です。
同じトゲのイメージで「風刺」という花言葉もついています。
内気だけれど、それがいじらしい人へ贈るのに向きます。
この花言葉が合わないのは、内気さにイライラさせられる人です。
内気でも頑張ろうとする姿勢の有無が分かれ道です。
「燃える心」
灼熱の沙漠に生えるイメージから付いた花言葉です。
熱に関する花言葉は「燃えるような愛」「情熱」「秘めた熱意」「温かい心」「優しさ」と、多数付いています。
情に厚い熱血漢へ贈るのに向きます。
クールな人には向きませんが、それが外見だけで、内面が熱いならやはり合います。
「偉大」
サボテンは「仙人掌」と書きますが、他に「覇王樹」とも書きます。
諸侯を束ねる強大な「覇王」のイメージから付いた花言葉です。
大型品種が立派に育つイメージでも問題ありません。
同じ由来で「雄大」という花言葉も付いています。
大きな業績を成し遂げたり、度量が大きな人へ贈るのに向きます。
体格が大きく、皆を圧倒する人にも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、小市民的な人です。
「どんな仕事でも偉大だ」というような言い方もしますが、その方向は結局「生まれた事自体が偉大」まで行き、何も表さなくなります。
言葉は多数を狭く使いましょう。
まとめ
「ウチワサボテン」は独特な姿で可愛らしい植物です。
花言葉を知れば、更に好ましく感じられるでしょう。
植物を彩り良く見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。