「赤いサルビア」は、シソ科アキギリ属の「サルビア・スプレンデス」の赤色品種です。
ブラジル原産で、園芸用として多数の品種が作られています。
花は唇型で連なって咲き、花期は6月から11月です。
今回は、「赤いサルビア」の花言葉について解説します。
「赤いサルビア」の花言葉
「燃える思い」「尊敬」「知恵」「良い家庭」などがあります。
サルビア共通の花言葉を含みます。
良い花言葉ばかりで悪いものはなく、贈り物にもお祝いにも、不幸な場面にも合います。
「燃える思い」
これが「赤いサルビア」固有の花言葉です。
「赤いサルビア」は標準的な品種のため、サルビア全体の花言葉として紹介される事もあります。
真っ赤な花が連なる姿は、燃え上がる炎をイメージさせ、理解しやすい花言葉です。
燃え上がるような恋心を伝える、恋の告白やプロポーズへ添えるのに向きます。
愛情表現として、日常的に贈るのも良いでしょう。
恋愛以外でも、人生を賭けた夢へ向かう時、自宅で育て、気合いを入れる事も出来ます。
この花言葉が合わないのは、思いはあっても、そこまで熱くない時です。
案外それぐらいの方が長持ちする事もあるので、改める事もありません。
「尊敬」
これはサルビア全体の花言葉ですが、同属の「ヤクヨウサルビア」、つまりハーブとして利用される「セージ」が元になっています。
人を癒やす効果や、「セージ(賢者・聖人)」と同じ綴りである事から付いた花言葉です。
同じ由来で「全てよし」というものもあります。
尊敬できる相手へ贈るのに向きます。
この花言葉が合わないのは、社会的な立場が強くても、人品に劣り、あなたが尊敬していない人です。
発言はしばしば心に戻って来るので、不本意な言葉は出来る限り避けましょう。
「知恵」
こちらも医療や賢者のイメージから付いた花言葉です。
同じ由来で「賢さ」という花言葉も付いています。
学業に優れていたり、発想が独創的で知恵が回る人へ贈るのに向きます。
この花言葉が合わないのは、理屈よりも感情を優先する人です。
もっともらしい事を言っていても、そこに知恵はありません。
「良い家庭」
薬草として、家族の健康を守り、良い家庭を保つイメージから付いた花言葉です。
社会保障制度が不十分な時代、家族が健康を損ねる事は一大事でした。
働き手が欠け収入が減っても、それに合わせた補助も出ないのです。
健康維持は、今以上に重要でした。
同じ由来で「家族愛」「家族の徳」という花言葉もあります。
家族の幸せを願い、庭に植えるに向きます。
まとめ
「赤いサルビア」は、鮮やかで美しい花です。
花言葉を知れば、より好ましく鑑賞できるでしょう。
花を彩り良く見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。