「メマツヨイグサ(雌待宵草)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「メマツヨイグサ(雌待宵草)」の花言葉とは? 花言葉

「メマツヨイグサ(雌待宵草)」はアカバナ科マツヨイグサ属の二年草です。

マツヨイグサの仲間で、花がまるで宵(日暮れからしばらくの間)を待っていたかのように、夕方になってから咲き始めるという特徴があります。

また「メマツヨイグサ(雌待宵草)」の名は、仲間のオオマツヨイグサより小さいことから来ていると言われているようです。

しかし本種の繁殖力はマツヨイグサやオオマツヨイグサなどといった仲間と比べると頭一つ抜けて強いため、今では最も普通に見られるマツヨイグサ属の植物となっています。

そのうえ他の雑草と比較してもその適応力や繁殖力は負けておらず、日本においても全国各地の草原や河原、駐車場、荒れ地、畑や田んぼ、道端などあらゆる場所で見つけることが可能です。

なお開花期は6〜10月で、花は大きさ2. 5〜5cmほどの黄色いもの。

一日花であり、夕方に咲いた花は翌朝にはしぼんでしまいます。

「メマツヨイグサ(雌待宵草)」の花言葉

「メマツヨイグサ(雌待宵草)」の花言葉は「浴後の美人」「無言の恋」「ほのかな恋」「静かな恋」「恋に恋するお年頃」などです。

仲間のマツヨイグサも「浴後の美人」「気まぐれ」「無言の愛情」「移り気」といった似た花言葉を持っていますが、これらは画家の竹久夢二氏の作品や、彼が作詞を手掛けた「宵待草」という曲に由来するものだと言われています。

「宵待草」が実らぬ恋のやるせなさを歌ったものであることに鑑みるに、贈り物にはあまり向いていないと言えるでしょう。

「メマツヨイグサ(雌待宵草)」の豆知識

「メマツヨイグサ(雌待宵草)」の原産地は北アメリカです。

日本では外来生物法で要注意外来生物に指定されるなど厄介者扱いされることもありますが、ネイティブ・アメリカンはこれを薬用にします。

主に傷や消化器の不調などに効果があるそうです。

また花や葉はおひたしや和え物、天ぷらなどにして食べることができます。

加えてネイティブ・アメリカンは、「ハムの根」とも呼ばれるその根を保存食としたそうです。

まとめ

「メマツヨイグサ(雌待宵草)」はアカバナ科の二年草です。

花が夕方から咲き始めるという特徴がある雑草で、全国のあちこちで普通に見ることができます。

花の色は黄色で、開花期は6〜10月。

花言葉は「浴後の美人」「無言の恋」「ほのかな恋」「静かな恋」「恋に恋するお年頃」などです。

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