「マツバウンラン(松葉海蘭)」は、ゴマノハグサ科マツバウンラン属の越年草です。
北アメリカ原産で、日本では1941に京都で発見された後、1980年代以降分布を広げ、現在では関東以西全域に帰化しています。
ひょろりと伸びた茎から短い花茎を多数出し、各々に紫色の花を1輪ずつ咲かせます。
花期は4月から6月です。
今回は、「マツバウンラン」の花言葉について解説します。
「マツバウンラン(松葉海蘭)」の花言葉
「輝き」「喜び」「芯の強い」といいます。
どれも良い意味で、褒め言葉にも元気づける言葉にもなるため、人へ贈るのに向きます。
「輝き」
明るい野で鮮やかな花を咲かせる様子から付いた花言葉です。
輝くような魅力を持った友人や恋人へ贈るのに向きます。
教え子が巣立つ時、輝かしい未来をイメージして贈っても合うでしょう。
錆びた部品もピカピカになる洗浄剤の商品イメージにも使えます。
自宅に植えて、自分の輝ける素養を探す意識付けにも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、いぶし銀の風格で、地味ながら堅実で頼れる人です。
両方いてより良くなるもので、どちらかに改善しろというものではありません。
「喜び」
冬を過ぎて過剰ともいえる花を咲かせる様子は、喜び満ちあふれた人をイメージさせます。
事業の成功やチームの勝利、結婚など、喜ばしい事があった人へ贈るのに向く花言葉です。
手軽に人を喜ばせる、お菓子の詰め合わせのパッケージデザインにも使えます。
この花言葉が合わないのは、不幸があった人やお見舞いの場面です。
「芯の強い」
日当たりが良い場所なら、国を選ばず荒れ地でも生え広がり群生する性質から付いた花言葉です。
茎をピンと立たせる様子からも意味が合います。
一見物腰柔らかながら、自分の考えを貫き通す強い人へ贈るのに向きます。
辛い事があってもめげずに頑張り結果を出した人にも合います。
粘りがあり、まず折れる事のない釣り竿の商品イメージにも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、見た目からして強い人です。
弱い訳ではありませんが、外は柔らかに見えないと、意味が合いません。
「マツバウンラン(松葉海蘭)」の豆知識
「マツバウンラン」の名は、葉が棒状で「マツ」の葉のようである事と、花の形が「ウンラン(海蘭)」を思わせる事から付いたものです。
ウンランの語源は、海辺に映える蘭に似た花という意味で「海蘭」と書き、「海」は「海原(ウナバラ)」と同じ読みで「ウナラン」となり、ここから転訛したものとされます。
まとめ
「マツバウンラン」は明るく可愛らしいものです。
花言葉を知れば、より好ましく感じられるでしょう。
花を彩り良く見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。